マイガール 4話

今回は、泣けたしよかった。
ずっと見ていたが、子育て経験ありの身ではイライラも多く、感想までは書けなかった。
正宗(相葉雅紀)がコハル(石井萌々果)を一人留守番させたり、大家や親に隠したり。
引き取っておいて、世話できない、コハルの存在を隠す、これが私にはダメだった。
正宗母(室井滋)の戸惑いや心配の方が、私には共感できていた。
今回は保育士のと友哉(村上真五)の話がメインだった。
友哉先生は、保護者には厳しいが、子ども達には優しく何でもできる保育士だった。
だけど、若い頃にでき婚したものの、家庭を顧みず遊び歩いていた。
それで、妻に愛想をつかされ子の祐介を連れて家を出ていかれ、離婚となっていた。
手元に残ったのは、赤ちゃん時代の写真だけ、会わせてもらえてないようだった。
友哉は、家族を幸せにする自信がなくて、連れ戻せなかった。
それから5年後の今、元妻から「会いたい」と連絡が入って、動揺していた。
正宗がコハルのために、子ども用の自転車をプレゼントした。
大喜びで練習するが、転倒してケガ。
それを見た友哉先生は正宗に「手をあげてませんよね」とまで言っていた。
元妻に会った友哉は「再婚する」と告げられた。そして、
「父親は二人はいらないから、子どもには会わないで、養育費ももう要らない」
と言われていた。
ドラマでよくあるセリフだけど、母の独断で子に会わせない、再婚するから父じゃない。
友哉は血を分けた父、子にとってはいつまでも父、子が決めることだろうと思った。
自分の子のことで仕事中にボーっとしてしまい、コハルが階段から落ちてしまった。
病院へ連れて行き、正宗にも連絡。
正宗に頭を下げて謝りながら、
「僕は保育士失格です」
と、自分の事情と後悔の念を告白した。
翌日、正宗とコハルは一番乗りで保育園に行き、正宗と友哉は話をした。
「今でも後悔しています。せめて会いに行けばよかった、思いを伝えればよかった、先生にはそんな後悔をしてほしくない」
その後、友哉は我が子の祐介に自転車の乗り方を教えることになった。
そのとき、祐介には、
「お母さんの友人で保育士をやっている友哉です」
と、父であることは名乗らなかった。ここで切なくなった。
正宗とコハルも自転車を持って合流、一緒に練習していた。
このシーンが、なんとも言えずよかった。
祐介は自転車に乗れるようになった。
コハルはまだだったが「僕たちにはまだまだ時間があるから」と先に帰った。
友哉は祐介の好きな恐竜の折り紙をプレゼント、大喜びしていた。
祐介にすっかり気に入られた友哉だったが、会うのは1回の約束だったよう。
「遠くへ行くから」
と、会えない理由を説明しているシーンで泣けていた。
これから、祐介にとっての友哉は、優しい保育士で記憶に残っていくんだろう。
今回のストーリーでは、正宗パパにイライラすることはなく和やかだった。
ジャニーズ好きとしては「嵐」と「関ジャニ∞」のガッチリ共演もうれしかった。
名乗れない父のエピソードが、とても切なくてよかった。