チーム・バチスタの栄光10

メンバーが集められて取調べ。
田口診療内科医(伊藤淳史)と厚生省の白鳥(仲村トオル)の尋問は厳しかった。
桐生外科医師(伊原剛志)が、脳の腫瘍による視野狭窄を認めた。
そのために切り取る心臓の位置がイメージと少しずれていたと。
鳴海病理医(宮川大輔)がチームの存続を強く願って秘密にしていた。
でも、他のメンバーもそのことは皆が知っていた。
医療ミスが死の原因とわかった後で、
「これほど高度なオペで術死のたびに裁判沙汰なら、オペをする医師はいなくなる」
と鳴海に叫ばせていた。
ニュースでも取り上げられている話題、たしかにそういう面はあるだろう。
桐生医師はオペ現場からの引退を決めた。
これで解決のはずだった。
氷室(城田優)が殺人に走ったキッカケは、このオペでの術死が闇に、だと思った。
だけど、最終回は来週。
まだ別の結末があるらしい、どこまでやるんだろう?
一つだけこのドラマに文句がある。
今の氷室の扱いが、可哀想な被害者にしか見えないこと。
故意で術死させた犯人だから、もっと恨まれてていいと思う。