チーム・バチスタの栄光 1

本当は、このドラマは見ないつもりだった。
旦那が映画版を見ていて、犯人の動機や方法まで聞いていたから。
でも、ドラマが始まり最初のオペシーンで引きつけられた。
心療内科愁訴外来の医師の田口医師(伊藤淳史)の診察シーンで笑った。
それからは、熱中してみていた。
桐生医師(伊原剛志)達7人の『チーム・バチスタ』では術中死が続いていた。
病院で亡くなると、そのまま病気が原因とされ司法解剖などはしない。
器械出し看護師の直美(釈由美子)がオペに参加になってからだったので、
「患者を殺したのは私」
と直美は自分を信じられなくなっていた。
自信満々に見えた執刀医の桐生も、
「医療ミスの方がまだいい今後は注意できるから、だが、完璧なオペをしたのに原因がわからないまま患者を死なせ続けることに、もう耐えられない」
と弱音をはいていた。
厚生労働省から、大臣官房秘書課付技官の白鳥(仲村トオル)も調査にきて、
「医療事故ではなく殺人の可能性もある」
と話していた。
ドラマを見た後に、旦那から病院や手術(オペ)について教えてもらった。
全身麻酔にもいろいろあり、大人と子供では方法が違う、に感心した。
このドラマを見て医療ドラマが人気な訳がわかった。
患者とのエピソードで、人情話もある。
オペシーンで医療機器と術衣を見ると、珍しくてテンションが上がる。
犯人はたぶんわかっているが、ドラマは見続けたいと思った。