ブラッディ・マンデイ 初回

リアルタイムでも少し見ていたが、話が複雑で夕食時には合わず変えていた。
主人公高校生の高木藤丸(三浦春馬)は天才的なハッカー「ファルコン」
パソコンに、アルファベット文字が並び、解析していく様子は爽快だった。
一般的パソコン使用者は、あんな操作画面は見たこともないだろう。
ドラマのテーマは、ウイルステロをたくらむ組織と警察の戦い。
最近は「アンフェア the movie」「L change the WorLd」のように生物兵器としてのウイルスをストーリーの中で扱うことが多いと感じた。
このドラマでも、人為的ウィルス感染で苦しんだ人達の画面が残虐でこわかった。
後半、ショッピングモールでウィルス?らしきものが巻き散らかされた事件があった。
警察庁はすぐに調査のために人達(吉沢悠)を完全防御服で送り込んだ。
ウイルス感染した様子の客もいた。(それは敵の芝居だったと最後でわかったが)
そのため、そこにいた客達は店内に閉じ込められ、逃げれば射殺の指示もでた。
本当にウイルス感染していれば、その人自身が生物兵器で感染源になる。
店外に出ていけば、多くの人がウイルス感染して死ぬことになるだろう。
そういう場合の国家の対応としては、しかたのない判断なんだろう、とは思った。
でも、ガラスのドアに張り付いて、助けを求める客達の姿が哀れでたまらなかった。
今回は、高木のハッカーの腕と調査結果によってギリギリになって違うとわかった。
テロ集団のデモストレ-ションだったのかな?
高木の父役の田中哲司さんはイヤな人役をすることが多いが、印象に残った。
高校教師になって高木に近づいた折原マヤはテロリスト役のようだ。
その役の吉瀬美智子さんは、どのドラマで見ても色っぽくてキレイ、と思った。
情報分析官チーフの霧島役の吉沢悠さんは正義感ぽく見えた。
初主演の三浦春馬くんは、追いつめられる役を必死にやっていて好感をもった。
初回は、映画のような迫力があった。
原作があり脚本(蒔田光治)のしっかりしたドラマは見ごたえがあっておもしろかった。