CHANG 最終回

  • 旦那と一緒に「CHANG」を見た。

朝倉啓太内閣総理大臣木村拓哉)は過労が元で倒れた。
朝倉総理は神林正一(寺尾聡)に、総理辞任の発言をする直前のことだった。
倒れたことで辞任の話は伸びた。これがよかったのかな。
内閣改造をして、臨時総理には生方(石黒賢)を任命した。
生方は、朝倉総理の仕事振り(書類は読んで、現地視察も頻繁に)を知った。
信頼する政治家仲間なのに、そこまで働いていたことに驚いてがおもしろかった。
神林が朝倉啓太から辞任の意向を伝えられた、と記者に話していた。
前の罷免のときもそう、嘘の発表をされても訂正できないのか?と疑問に思った。
朝倉総理の辞任まで一週間と決まってしまった。
残された時間でできること、それを皆で言い合っているシーンは切なさも感じた。
いろんな重大問題が提案されても、解決までに時間がかかるものばかり。
そんな中で、会議でのお茶出し廃止、簡単な問題に思えた。
だけど、お茶の廃止を決めるだけでも、いろんな省庁が関係して簡単ではなかった。
「どんなささいなことでも慣例を変えるのは難しい」
これを象徴していた問題だったんだと思う。
朝倉の家に元生徒達が遊びに来た。
そのときの説明で、ようやく朝倉が総理を辞める責任がある理由がわかった。
「総理大臣には大臣の任命権がある、その人がわるいことをしたら任命者にも責任」
だったと思う。保証人のようなもの?
政治物は、忘れている社会科の知識が必要なので難しい。
朝倉総理は、自分が政治家になり総理大臣になった過程を思い出した。
そして、責任の取り方も考え、生放送という形で国民に話した。
このときの朝倉だけの演説が15分以上。
このドラマが好きな私や旦那でさえ、話している内容はよくても「長い」と思った。
テレビ局としては朝倉啓太こと木村拓哉さんの力に賭けたんだろう。
その結果がドラマの視聴率?ずっと政治話だけで決めるのは酷な気がした。
演説の最後の言葉は「解散して総選挙」だった。
これができるのは総理大臣だけ、だったと思う。
美山秘書官(深津絵里)とは、告白していい感じに。
最後は、韮澤が選挙プランナーに戻り、朝倉の選挙を手伝っていた。
無難な終わり方だと思ったが、何か物足りない。
神林先生には、もっと悪役に徹してほしかった。
この手のドラマをやるなら、半年は放送して、いろんなエピソードを入れてほしかった。