シバトラ 初回

小池徹平くん主演の童顔刑事、としか予備知識はなくコメディだと思っていた。
藤木小次郎(藤木直人)が元ヤンキーで、千葉係長(真矢みき)が要注意人物。
柴田竹虎(小池徹平)は、美月(大後寿々花)の父から美月の救出を頼まれた。
少年係の柴田は、その童顔を生かしてヤンキーグループへ潜入捜査が命じられた。
美月の背中には虐待の跡はあり、ずっとメンバーの池谷がやったと思わされていた。
ヘルタースケルターによる売春組織は、皆の活躍でアッサリ捕まった。
柴田には、24時間以内に死が迫った者に取り付く「死神の手」が見えるという。
そして、美月には「死神の手」が見えていた。
なんで?オカルトメイン?刑事物じゃないの?
最初は嫌がっていたが、美月は父(母の再婚相手で血縁関係なし)の元へ帰った。
その後、捜索を依頼された際の写真が亡くなった母の格好にそっくりと気づいた。
美月の自宅では、父によって母親そっくりの格好に強要され、美月は虐待されていた。
あんな家には帰りたくないはず、父というだけで信用してはダメ。
柴田や応援の藤木によって、父は逮捕された。
ところが、その時のナイフで美月が自分を指そうとした。
それを、柴田が止めた。このシーンは見ていられず、顔をそらしていた。
料理で包丁は平気だけど、ナイフで自分を傷つけ血が・・・場面は怖くて耐えられない。
出だしは明るくギャクも多かったが、ストーリーやテーマは重かった。
笑っていいのか、テーマも考えながら見るのか、よくわからなくなった。
小池徹平くんを見るためなら、もっと気楽で笑える事件がいい。