絶対彼氏 最終回

  • この「絶対彼氏」は、毎週楽しみにして見ていた。

感想までは書かなくなったのは、ケーキにこだわりすぎについていけなかったから。
井沢梨衣子(相武紗季)は素人なのに浅元創志(水嶋ヒロ)は作らせて販売までした。
また、大金を払う契約をしてロボットのナイト(速水もこみち)を購入したわりに、梨衣子の態度が冷たかった。
でも、気楽に見るには最高のドラマだった。
最終回がこうなることは、原作マンガも読んでいて予想はしていた。
でも、原作とドラマは別物、設定も高校生とOLで違い、どちらがいい、とは書けない。
ロボットのナイトが機能停止(人間ならば死ぬこと)していく過程が、とてもよかった。
ナイト自身だけ、それに気づき、その後のことまで考えていた。
制作者の並切(佐々木蔵之介)に、
「俺を作ってくれてありがとうごさいました、梨衣子を愛せて幸せでした」
の言葉でまず泣きそうになった。
子が親に、死んでいく間際に『産んでくれてありがとう』と言うことだから。
鏡のシーンも最初は意味がわからなかったが、ナイトに思い出作りのためだった。
このベタだけど、切ない展開に、やられた!という感じになった。
ナイトの機能停止後、創志と梨衣子がパリへケーキ修行は、まあよかったと思う。
ロボット物の恋愛ドラマというと「桜2号」を思い出した。
あのドラマは途中から見て、DVDまで買ってしまった。
今はロボットが相手の方が純愛が切なく、それでいて照れずに見ていられる気がした。