CHANGE 3

今期ドラマで旦那がリアルタイムで見ているのはこれだけ、楽しみしている様子。
国会議員になったばかりの朝倉啓太(木村拓哉)は、政友党大先輩の神林正一総務会長(寺尾聰)から「総裁選に立候補してほしい」と頼まれた。
与党の総裁になるといことは、日本の総理大臣になるということ。
誰もが最初は冗談だと思った。
まずは、第一秘書の美山理香(深津絵里)神林の秘書(風間杜夫)から説得された。
突然の依頼に戸惑う朝倉は、勤めていた小学校へ行き考え込む。
そこに、美山秘書がきて「自分は政治家になりたかった」と話し、説得した。
朝倉の立候補が決まったら、韮沢勝利(阿部寛)の活躍の場。
CMも作り、まずは国民にアピールする戦略を取った。
「総裁候補がこんなことも知らない、とは言っていられない」
と、勉強会も始めた。社会科の基礎と応用でけっこう難しかった。
若手議員の生方恒男(石黒賢)達も推薦人になり、勉強の手伝いをしてくれた。
だが、三候補揃っての討論会では、大先輩候補が朝倉に話をさせてくれなかった。
そういう場では、秘書が出て行き代りに答えることはできない、朝倉本人だけが頼り。
「小学5年生でもわかるような言葉で説明してください」
と最後の方には自分の強み(国民の感覚に近い)をアピールしていた。
街頭演説での人だかりは、ありえそう、と思った。
私も生で見てみたいと思う有名人が近くに来たら、見に行きそうだ。
ここで、神林の心中を思った。
いくら、推薦人を集めて立候補させても、本人が萎縮したままなら落選だろう。
それが、ここまでやる気を出し演説もこなすことを予想していたんだろうか?と。
総裁選では、圧倒的は得票数で朝倉が圧勝した。
総理大臣にも任命され、いつもの女医さんに健康診断もされていた。
総理大臣室のイスに戸惑いつつもはしゃぐ、朝倉と美山秘書。
その裏では、アメリカから神林宛に「実質的な総理大臣ですね、おめでとうございます」の電話がかかってきていた。
いくら政治に意外性はあっても、一年生議員が総裁はありえない、と思う。
だからこそ、夢のサクセスストーリーとして楽しみながら見ていられる。
テンポも速く、3話目にして総理大臣。次は何が起きるのか、楽しみだ。