ラスト・フレンズ 5

美知留(長澤まさみ)は、雨に濡れ熱もある宗佑(錦戸亮)を見つけた。
それを見ては放ってはおけず、マンションまで送り寝かしつけた。
そのとき、美知留は、
「仕事が終わるのをずっと待っていたりストーカーのようなマネをして友人の後をつけるような宗佑では、一緒に居られない。我慢ができる人になってほしい」
宗佑に告げた。
そのまま縁を戻してしまうのか、と思っていたので、キッパリしたところはよかった。
美知留は元の美容室で再び働き始めた。
瑠可(上野樹里)は美知留が宗佑を連れて行くところを目撃していた。
心配でも強引に言うことをきかせる、のは宗佑と同じことになる、と悩んでいた。
体は女でも心は男(性同一性障害)の瑠可は、カウンセリングに通い出した。
タケル(瑛太)はエリ(水川あさみ)にキスをされ、嫌悪感を感じた。
いくら友彦(山崎樹範)が妻のところに戻って淋しいからといって、誘惑はよくない。
ところで、瑠可のことを想うタケルは、どういう人になるんだろう?
男性のタケルが心は男の瑠可のことを好いているのだから、ゲイ?
美知留は、宗佑に釘はさしたものの、待ち伏せや電話着信がないと、淋しかった。
自分から連絡して会いに行き「居てほしい」とキレられ、ムリヤリ抱きつかれた。
いくら暴力を振るわれても、愛情が残っているとそうなってしまうものだろうか?
瑠可のモトクロスの試合を応援しているとき、一度断ったら、美知留に宗佑から、
「今から自殺する」
の電話が入った。
これを言われ放っておける人は、ほとんどいないだろうな。