絶対彼氏 1

その女性好みにプログラミングされ、愛をささげ守り抜く彼氏になるロボットが主役。
その試作品1号(速水もこみち)のモニターに井沢梨衣子(相武紗季)が選ばれた。
届けられたロボットに、おどろいているとき、
「これは家電製品です」
がおかしかった。しっかり人間に見えるように作られているのに。
それでいて「このことは口外禁止」で、困っていた。
ロボット彼氏にはその女性の男性の好みは入っているが、できたばかりで個々の場合の対応がまだまだだった。
そのためのテストで、並切岳(佐々木蔵之介)達がモニターや修理していた。
その予想を超えた行動を、ロボット彼氏はしてきた。
先輩の石関隼人(姜暢雄)に恋するあまりかばい、ロボット彼氏を認めない梨衣子。
その梨衣子のために、ロボット彼氏は、自分を故障させてまで、ケーキを届けた。
「愛しているよ、りーこ」
というロボット彼氏に、
「それもプログラミングされているからでしょ」
と梨衣子が言うと、
「そうだよ」
と素直に答えるロボット彼氏のナイトくん。
こんなに正直だと、裏の感情を読み取る必要がないから、付き合いやすく楽しいかも。
速水もこみちくんの笑顔がいつも一緒だったのが、ロボットらしく、逆によかった。
御曹司でグータラな室長の浅元創志(水嶋ヒロ)がキャラクターもおもしろかった。
女にだらしなそうなのに、梨衣子のことを気にして、かばおうとまでしていた。
笑いながら見るのに丁度いい、楽しいドラマだった。