相棒 3シリーズ

  • BSで「相棒3」の「双頭の悪魔」3話分を見終えた。

おもしろかった!
亀山薫寺脇康文)の彼女だった奥寺美和子(鈴木砂羽)が、鹿手袋(西村雅彦)を新しい恋人にして浮気していたのが、このシリーズだった。
「相棒」には、たまに出てくる若手女性議員の雛子(木村佳乃)もいた。
沢村補佐官が、盗聴器関係で自殺に見せかけて殺害された。
朱雀官房長官本田博太郎)が、秘書と共に殺害したものだった。
この朱雀官房長官のキャラクターがおもしろかった。
杉下右京(水谷豊)に追いつめられても「もう一歩」など言っていた。
犯人で捕まっているのに「さあ行こう」というように、自分が先頭で仕切っていた。
雛子議員のおじさん秘書は、議員の秘密を守ろうと、独断で鹿手袋を襲わせた。
それを告白されたときの雛子議員の独り言、
「あなたが生きている限り、私はずっと心配、困ったわ」
がこわかった。それで勝手に自殺してくれるを確信していたようだった。
おじさん秘書は、秘密を守るために、警察で自殺した。
ところが、秘密内容を書いた手紙を前法務大臣の瀬戸内(津川雅彦)に送っていた。
秘密を守りきるために自ら死を選んだけれど、誰かには想いを知っていてほしい。
そういう複雑は想いを感じた。
瀬戸内も、告発したいが、無駄死にはさせたくない、と悩んでいた。
結局、手紙は破り捨て、そういう自分を恥じていたいたよう。
すべてのキャラクターの、いろんな想いが深く描かれていると感じた。
他のレギュラーキャラクターもおなじみで、楽しかった。
「相棒」シリーズは、どれを見てもハズレがないな、思った。