ドラマ感想と雑記

たまたま「SMAP×SMAP」を見たとき、懐かしい曲が流れていた。
DEENの『このまま君だけを奪い去りたい
いい曲だなぁ、いい声だなぁ、ご本人さんはいいなぁ、だった。
懐かしの名曲の中でも、ゆったりとした曲調に、聴くといいなと思うものが多い。

今回は、ケンカが強く金持ちのお坊ちゃん中学生の善彦(知念侑李)がゲストだった。
知念くんドラマ出演が多いな、期待されてるのかな?とまず思った。
そのジムで一番強いボクサーに一発入れることが目的の入門だった。
前半の、耕作(亀梨和也)がシスター(黒木メイサ)を追い掛け回すシーン。
手編みマフラーのためとはいえ、ちょっと暴れすぎでしょう、と思った。
コメディ部分にツッコミを入れたくなるほど、今回の内容はシリアスだったと思う。
減量中のボクサーの目の前に、食べ物を置いてはいけない。
それほど、厳しい減量と戦ってリングに立つということ。
たとえ誰を守るためでもリングの外では殴らない、ボクサーの拳は凶器だから。
これを、善彦に教えるための回だった気がする。
スポ根が苦手な私には、ちょっと説教臭い感じもした。
でも、ドラマとしてはおもしろい方だと思って見ている。
バカだけど言い訳しない耕作、シスターなのに恋心?に動揺するアンジェラ。
ボクサー仲間も、イザとなると味方になってくれて、カッコイイ人ばかり。
テレビは、楽しくが基本の私には、出演者がカッコイイことは重要(笑)
気楽に見ていきたいドラマだ。

几帳面で正義感の強い法倫(稲垣吾郎)とルーズだけど仕事のできる律子(小雪
そういう弁護士夫妻の話で、1話解決の事件も入っている。
でも、これは法律物というより人情話もある夫婦物だと感じた。
1話目で、律子の片付け下手とゴミ集積所の問題を絡めていた。
話としてはおもしろかった。
でも、ドラマでもゴミの山映像ばかりは見たくなかったかな。
2話目は別居夫婦(泉谷しげる朝加真由美)の離婚問題。
ここで律子の家庭環境が明らかにされ、意外な結末になっていた。夫婦は元サヤ?
相手を愛してないと憎んだりもできない、愛と憎しみは紙一重、なんだなと思った。
小雪さんは、コメディが似合う女優さんだと思っていて好き。
巧みな話術で相手を言い負かせていても、どこか憎めない感じ。
このドラマの佐々木夫妻も、本音では愛し合っていてのケンカだと思っている。
だから、コメディとして見ていられる。
本当に憎しみだけの夫婦ケンカドラマは見たくない。