貧乏男子 2

一美(小栗旬)のオムオム(ユースケ・サンタマリア)からの借金は増えていた。
さすがに、借金には危機感を覚えたようで、夢にまで見ていた。
借金仲間の未海(山田優)引田警官(八嶋智人)に、
「もう新たな借金はしない」
と話していた。
ところが、未海は買い物依存症
「買い物するとスッキリするの、癒されるの」
と、止められそうにない様子。
一美は、あいかわらずのお人好しぶりで、他人の世話ばかり焼いていた。
それより、自分の心配をして!と思った。(そうならドラマにならないけど)
隣に住む白石(三浦春馬)は、親の夜逃げで1000万円の借金をしていた。
自分がいい人に見られるために借金した一美とは違い、これこそ貧乏男子
オムオムからの申し出で、金利を決めるためにもやし販売をさせられる。
スーパーなら50円のもやしを100円で、それも3時間で1000個。
そこで一美が考えたのが、買ってくれた人の「グチをききます」だった。
これは、かなりいいと思った。
グチは正解を求めている訳ではなく、話したいだけがグチ。
聞いてくれる人さえいれば、ストレス解消になる。
それは当たって、もやしは売れていた。
ところが、未海からの電話で一美はもやし売りを中断してしまった。
未海の買い物を止めるために店まで走った。
買い物をやめさせることができ、もやしが売れ残ったことは気にしてない様子の一美。
ところが、未海はその後で借金して80万円のコートを買っていた。
買い物依存症はそう簡単には治らない、そこはよかった。
一美の金利は十日で一割の複利、返さなければすぐに数倍になるものとなった。
今回は、一美は借金を止める側で、無人契約機のシーンがなかった。
それだけで、イライラがほとんどなくなった。
お人好しすぎのキャラは、ドラマにはよく出てくるから、そんなに気にならない。