貧乏男子 1

  • 旦那と一緒に「貧乏男子(ボンビーメン)」は見た。

小栗旬くん主演の、お気楽コメディだと思っていた。
ところが、主人公の一美(小栗旬)は、キャッシング(無人契約機での消費者金融からの借金)を、自分の預金と勘違いして、あまりに気軽に借りているような大学生だった。
それも、おごらなくていい場面でも金を出したり、物をあげたりするために。
一見いい人、でも私たちには金銭感覚なしの愚かな人にしか見えずイライラ。
100万円の借金のためオムオム(ユースケ・サンタマリア)からの封筒内職の課題。
「助けて」メールに友人達は来るはずがない、と思っていた。
友人達は手伝いにやってきた。正直ガッカリした。借金への危機感がなくなると。
でも、その後に「バイト代5000円もらえるんでしょ?」で凍りついた一美。
「助けて、手伝って」とは言ったけど、日当払うとは言っていないのに。
「嫌われたくないから」で、新たな借金をしてまで、友人達には笑顔でバイト代支払い。
このとき、一美が金や物の力を借りてしか友人を作れていない弱い人、と気づいた。
借金警官(八嶋智人消費者金融勤務なのに借金(山田優)との関係はよかった。
「お金をもらわなくても、私達はあなたを嫌わない」
こういう友人関係がほしいんだろうな、本当は。
オレオレ詐欺をする二人組の一人に上地雄輔さんがで笑った。
ヘキサゴンで有名になったが、本業俳優は本当だったんだと。
初回は、主人公の借金への危機感のなさ、後先を考えない行動にイライラ。
でも、それが変わっていく話だろうから、もう数回は見ようと思う。
ほのぼのと笑って見ていられるコメディドラマが好きなんだけど、まだみつからない。