医龍2 9

  • 旦那と一緒に「医龍2」を見た。

前回、明真大学附属病院の野口(岸部一徳)が胸を押さえて、で終わっていた。
野望成就を前に専門分野の病気(野口なら心臓病)で倒れるのは病院物のお約束?
白い巨塔」の財前医師を思い出していた。
でも、野口はもっとタフだった。
木原医師(池田鉄洋)が気づいて応急手当した後、鬼頭医師(夏木マリ)には内緒。
皆に知られたら、これまで築いてきた地位も失うから。
病名は、命にかかわるような狭心症だった。
野口は内緒で北洋病院に行き、院長の善田(志賀廣太郎)に助けを求めた。
いままでやっていたことを思えば、とても頼める話ではない。
でも、心臓移植認定施設のためのサイトビジットのため土下座までしていた。
朝田龍太郎医師(坂口憲二)は、どんなに遺恨のある患者でもオペすると言った。
ここで、旦那が、
「そんなキレイごとありえない、病院や医師ほど患者を選り好みするものはない」
と言いだした。
現実にはいないような医師だから、ドラマになるんだろう(苦笑)
野口から、オペはサイトビレッジまで数日間で体も回復するように頼まれていた。
簡単なオペでも回復までには時間がかかるのに、心臓オペですぐに回復なんて・・・
血管造影後の「開胸オペじゃないとムリ」にも、
「あの程度の狭心症なら血管造影でのオペで十分に治療できるはず」
と旦那が騒いでいた。
医療関係に詳しい人と見ていると、粗が目立つのか、ツッコミが多い(笑)
オペは無事に成功。野口はサイトビレッジにも参加できた。
これで改心しちゃうのかな?それも淋しい、と思っていると、
「喉元過ぎれば熱さを忘れる、僕の喉は短い」
と不敵な笑みを浮かべていた。
野口は悪役のままでなくてはおもしろくない。よかった(笑)
他にも、子供の心臓移植への話もあった。
でも、移植話には私は関心が持てなかった。
他人の心臓をもらうということは、その人が亡くなったということ。
そうやって他人の臓器を移植してまで生き延びたいとは、今はとても思えないから。