スワンの馬鹿 7

  • 「スワンの馬鹿〜こづかい3万円の恋〜」を見た。

今回は、 時田(梶原善)と息子の元気(深澤嵐)の話がメインだった。
時田の元妻が再婚することになり『子供には会うな』と言われていた。
別れても父子、当人達が望めば会っていいはずなのに、そんなものなのかな?
そんなとき、時田の息子の元気が時田を訪ねて会社にきた。
息子からの『会いたかった』に、時田はとてもよろこんでいた。
時田が元気のランチを選ぶときの、
「お前の好きなハンバーグだぞ」
を聞いて、父親らしさを感じた。
時田に遠出の仕事が入り、大輔(上川隆也)の自宅に元気を預かってもらった。
真澄(田中美佐子)と理英(美山加恋)の顔を見て、時田が自分の再婚相手として送ってきた写真と同じとわかり、事情を察した元気。
「うちの父がご迷惑をおかけしています」
と頭を下げて挨拶した。
時田の息子とは思えないようなしっかりした態度だった。
でも、理英のメールアドレスを素早く聞いていた元気は、時田に似ていた。
元気は時田との思い出作りのために来ていた。
母親から呼び戻されて、元気は帰ることになった。
なのに、時田がいなくなってしまった。
加茂(劇団ひとり)と一緒に探し、近くの公園で時田を見つけた。
時田は元妻から『息子に未練が残るようなことをしないでほしい』と釘を刺され、
「もう会わない方がいい」
と言って、淋しそうにしていた。
そこで、大輔が、
「愛された記憶が人を支え続けていく」
と説得。元気も絢菜(芦名星)が連れてきた。
父子でのキャッチボールは、憧れなんだろうか?
息子に言葉をかけながらのキャッチボールは、見ている方も泣きそうになった。
元気がバスで帰り、残していった手紙には、
『お父さんの子供に産まれてよかった』
親にとっては最高の言葉だろう。
このドラマのタイトルには『恋』の文字が入っているが、恋愛物ではないだろう。
家族や友人とのちょっと泣けるコメディとして見た方が楽しい。
いつもはイヤミな上司が、大輔を部下からの食事の誘いから助けてくれていた。
この上司も小遣い3万円の仲間だったのが、おもしろかった。