医龍2 7

  • 旦那と一緒に「医龍2」を見た。

今回は、循環器外科医の松平幸太朗(佐藤二朗)メインの回だった。
松平医師に「スーパードクター」と呼びかけたのは、数年前に母子の生体肝移植をした少女だった。
その母親の紀枝(高橋ひとみ)が食道癌で北洋病院から紹介されてきていた。
少女も母も、松平医師を『神』と崇めていた。
今はアル中の医師には、うれしいよりもプレッシャーだっただろう、と思った。
また、松平医師が左遷されてきた訳もハッキリとわかった。
医療ミスということになっていたが、本当は論文の改ざんが原因だった。
スーパードクターと持ち上げられ、功を焦ってしまった結果だった。
それで助からない患者のオペばかりを担当させられ、メスが握れなくなっていた。
そのシーンを見ていた旦那が、
「大学病院の医師が皆、出世欲の塊だと思われるんだろうな。ホントは違うのに・・・平常の治療を続けていける医師こそがスーパードクター」
と言っていた。
患者の吐血で緊急オペになった。
専門外の朝田龍太郎医師(坂口憲二外山誠二医師(高橋一生)伊集院登医師(小池徹平)に北洋の麻酔医の荒瀬門次(阿部サダヲ)が協力してオペは始まった。
松平医師は、またアルコールに逃げようとしたが、とうとうオペ室に戻ってきた。
肝臓にも癌があったが、 オペは見事に成功。
医療関係者から見ると、ありえないことばかりのドラマのようだ(苦笑)
それで私も
『アル中になるほどのトラウマを、そんなに簡単に克服できるのか?』
と思ってしまった。
この手のドラマは、実際の事情に詳しい人とは一緒に見ない方がいいようだ。
外山医師はMEの野村博人(中村靖日)とも仲良くなっていた。
でも、話し方はあいかわらず乱暴そうだったのがよかった。