スワンの馬鹿 6

  • 「スワンの馬鹿〜こづかい3万円の恋〜」を見た。

今回は、加茂(劇団ひとり)と妻の彩子(小野香織)の離婚騒動だった。
諏訪野大輔(上川隆也)は絢菜(芦名星)に抱きつかれ胸で涙を流された。
そのこと自体は、男としてはわるい気はしないだろう。
でも、スーツについた香水の匂いには困っていた。
妻の真澄(田中美佐子)に何か言われるたびにドキドキの様子がおかしかった。
加茂は、携帯電話で隠し撮りの絢菜の写真が見つかり妻と大ケンカしていた。
食堂に彩子が現れ加茂に手渡した弁当には、署名、捺印された離婚届が入っていた。
突然に離婚宣言された後の加茂の意気消沈ぶりは、本当にひどかった。
動揺してて可哀相だったが、大輔を絢菜との写真で脅すのはひどい、と思った。
仲良し3人男だけど、裏切ったりもするところがおもしろいんだけど。
加茂は、彩子に家を閉め出されて大輔の家に泊めてもらいに来た。
真澄が話を聞くと、出産費用のための貯金から10万円ほどの使途不明金がみつかり、加茂が「男に貢いでいるのではないか」と問い詰めて怒りをかってしまったらしい。
本気ではなかったかもしれないが、その言い方はさすがにマズイでしょう。
翌日、大輔と絢菜と加茂は彩子を呼び出していた。
大輔と絢菜は「自分たちは仕事上の付き合い、特別な感情はない」と説明した。
それでも、彩子は加茂に別れを望み、イジイジしたりがうんざりだと言った。
次の日、加茂の下着を届けに来た彩子は「私じゃダメなんです」と告げた。
実は彩子は、子供好きの加茂のために、不妊検査に行っていた。
そして、加茂の望みを叶えられないとわかり、自ら身を引こうとしていた。
結局は、どちらも大好き同士だった。
時田はからのアドバイスで、もう一度プロポーズすることになった。
そして、大きな紙にメッセージを書き、大輔と時田に手伝ってもらい出勤中の人たちが見つめる中で彩子に二度目のプロポーズをした。
加茂夫婦は仲直りし、めでたしめでたし、だった。
真澄と志摩子森口瑤子)が会い、横を絢菜が通り大輔が倒れそうになっていた。
時田の「今カノ、元カノ、未来カノ」のセリフがツボにはまった。
真澄は、大輔の靴のくたびれに気づき、新品を買っておくという心づかいも見せた。
でも、あれだけ豊かそうな生活をしていて、小遣い3万がキツイだろうな。
ところで、劇団ひとりのことは、今のようにテレビに出る前から知っていた。
好きな芸人と同じ太田プロの同期だったので、会報やネット放送で見ていた。
お笑いコンビ「スープレックス」を解散し、本名の川島省吾を名乗っていた頃だ。
その頃は「うるさくてよくわからないことをいう人」という印象しかなかった。
最初に「Stand up!!!」のマスター役で出演したときも、それだけだと思っていた。
ところが「電車男」でのアキバ系オタクの友人役はハマっていた。
そして、いつの間にか、ドラマやバラエティ番組の常連になっていた。
人間、仕事が順調だと自信もつくのか、かっこよく見えるようになっていた。
昔は、まさかブレイクするとは思ってなかった(苦笑)不思議なもんだ。