医龍2 4

前回の続きで、すぐに緒方美羽(黒川智花)の緊急オペから始まった。
患者の血液型が極めて特殊な−D−(バーディーバー)
自己血もなく、輸血ができないことが最大の難点。
伊集院(小池徹平)の知り合い教授から、−D−血液型の人を教えてもらった。
循環停止にしてのオペで、40分しか時間がない。
−D−血液型の人はショッピングモールで見つからない。
血液センターにあった貴重な保存血液も、事故渋滞で止まっている。
「朝田龍太郎外科医(坂口憲二)のオペが、失敗するはずがない」
と思いながらも、タイムリミットありは緊張感でドキドキした。
オペの途中から小高七海麻酔医(大塚寧々)も参加。
MEの野村(中村靖日)との見事なコンビでオペを成功に導いたのがよかった。
政治家の恩田哲三(竜雷太)は、娘の美羽のことを本気で心配していた。
ただ、スキャンダルを恐れる政治家で、仕事が忙しく会いに来れないだけ。
ただの悪役?と思っていた片岡一美(内田有紀)が、
「幼い頃、大怪我していた美羽さんをおんぶして医者を探したのは父」
と、親子の間を取り持つような嘘をついていたのは意外だった。
病院のためだけじゃなく、片岡にも何か特別な想いがあるのかも。
娘のメールアドレスを見て、携帯電話の使い方を教わる父。
父からのメール?にうれしそうな表情の娘。
ほっとするような終わり方だった。
それにしても、−D−血液型の人は、電話に気づかず血液提供できなかった。
後で知ったら、電話に出られなかったことを後悔するだろうか?