火曜日のドラマ

  • 「スワンの馬鹿〜こづかい3万円の恋〜」と「有閑倶楽部」をようやく見終えた。

「スワンの馬鹿」はリアルタイムで見ていた。
上川隆也さんは、ナイスハズバンド&パパに選ばれるほどダンディなサラリーマン。
なのに妻の独断で、元々足りなかったお小遣いを月3万円にへらされてしまった。
娘の塾費用の為では反論できず、承知した形になってしまっていて哀れだった。
昼食代込みでの月3万円では、趣味のもの(たとえばCD)もなかなか買えない。
せっせと働いて得た給料を妻に渡し、少しのお小遣いをもらう夫の気持ちは?
我が家は旦那が生活費を私に渡す方、家族全員、趣味にはお金を使う。
その代わり、家賃は安いが古くて狭い社宅に住み続けている。
これはこれで、お金は楽しみのために使うものと思い、お互いに満足している。
娘の塾代金のためにアッサリ夫の小遣いをカットする妻。
家をたて、娘のために金を使い、妻の管理下に置かれ、夫自身には何がある?
それでよく我慢できるなー、とイライラした。
部下にたかられそうになるとメールで助けてくれる男仲間達はおもしろかった。
いい夫、父、上司を演じながらも、小遣いに悩む姿が痛々しかった。
それでも、妻のためにスィート10ダイヤの指輪を買った。
それを「指のサイズが違う」と怒り出すところは信じられなかった。
私は装飾品にはまったく興味がないが、気持ちで買ってくれたならうれしいと思うのに。
イライラが多かったのは、身近な題材だけに気になっているということだろう。
コメディ路線でドロドロしなければ、おもしろそうなドラマだと思った。
有閑倶楽部」は録画しておいたものを見た。
若手ジャニーズタレントファンのためのドラマだなと、まず思った。
松竹梅魅録(赤西仁)は「ごくせん」の頃に戻ったような雰囲気だった。
anego」での新人社員役は好きだったけど、学生役だからしょうがないかな。
菊正宗清四郎(横山裕)は、黒髪で正装し指示を出す姿はカッコよかった。
昔の「新宿少年探偵団」では美少年だったし、しゃべりすぎなければハンサムだろう。
美童グランマニエ田口淳之介)は、金髪にしてかなりのプレーボーイの役。
歌番組では大人しめの印象だから、このくらいイメージチェンジしてた方がおもしろい。
白鹿野梨子(香椎由宇)は、日本的な美少女役。
いままで大人っぽい役が多かった(映画「黄色い涙」でも)からようやく年相応かな。
黄桜可憐(鈴木えみ)は、派手な感じの女の子だった。
剣菱悠理(美波)は、顔も動きも漫画的に見えた。
ドラマは、お金持ちで暇を持余している高校生達の探偵物。
初回は、ダンスがテーマで、衣装破りという古典的な嫌がらせもあった。
原作マンガも読んだことはあるが、かなり昔で細かなところは忘れている。
主役の性別が変わっているらしいが、ドラマはドラマ。特に気にはならなかった。
美男子を見ながら、気楽に見るドラマなんだろうな、と思った。
火曜日の同じ時間帯に興味のあるドラマが重なってしまった。
どちらを見るか?これは楽しい悩みだろう。