アンフェア 映画

旦那の当直明けと子供の春休み+レディスディが重なったから。
SPと再放送を見て、子供が一番に映画も見たがっていた。
映画館は、思っていたよりも人が入っていたように思った。
こういう映画の感想はネタバレになるので難しい。既出の範囲で思ったことにしよう。
篠原涼子さんは「ハケンの品格」でも無表情なキャラだったが雪平とはタイプが違う。
年を重ねるごとにキレイでかっこよくなっていて凄い人だと思う。
それでいて、のど飴CMではミニスカートで踊り笑顔、別人のよう。
宮藤官九郎さん脚本「ぼくの魔法使い」のようなはじけたコメディもまた見たい。
映画には、安藤(瑛太)と元旦那の佐藤(香川照之)の出演なく、淋しかった。
亡くなっているキャラは出せないしストーリー上もしょうがないが、雪平刑事の「バカかお前は」を聞いて仲よさそうと和んだり、元夫婦のシーンなかったのは残念だった。
その代わり、SPから出演の斉木陣(江口洋介)や新キャラが活躍。
山路(寺島進)蓮見(濱田マリ)三上(加藤雅也)ら、レギュラー陣も出演していた。
映画の内容は、書かないでおく。推理小説も結末は知らない方が楽しめるから。
2時間は短く感じた。ただ、ずっと緊張で疲れた。おもしろかったとは思う。
ただ、死人の多い映画やドラマを見ていると「人の命は平等、地球よりも重い、なんてウソ」とよく思ってしまう。エキストラ的なキャラにも悲しむ人はいるだろうにと。
まあ、ここまで現実離れしてくれていると、逆に作り物の映画として楽しめた。
気になったのは、観客の方。
何を急いで、エンドロールの途中で席を立ち帰ろうとするんだろう?
エンドロールも映画の内、余韻を楽しんで明るくなってから席を立てばいいと思う。

  • 食事をしながら家族で映画に話をした。

これが、映画鑑賞での楽しみ。
「アンフェア」はテレビを見てキャラ設定を理解してからがいい、で一致した。
去年見た映画の話では、一番おもしろかったのは「DEATH NOTE
でも、私も子供も印象に残っていたのは「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ
ドラマや前映画ではさけていた、ぶっさん(岡田准一)の死を真正面からだった。
ゾンビが出てきたりと設定はハチャメチャなのに、心情的にはとても共感できた。
死を迎える者と残された人達、言動はリアルに感じた。いい映画だった。
他には「トリック」「ハチミツとクローバー」「僕は妹に恋をする」「硫黄島からの手紙」だったように思う。
最近は、近くの映画館でも邦画を上映してくれるからうれしい。
それにしても、どういう人達が好き?と一目でわかりそうなリストだ(笑)