ヒミツの花園 最終回

コメディタッチでほのぼの気分(一話だけは違ったが)になれ旦那も楽しんで見ていた。
花園ゆり子の真の秘密は、亡くなった父の盗作問題だった。
4男の陽(本郷奏多)本当の父の絵を、3兄弟の父が真似をして発表していた。
先週の終わり方は、陽の怒りが凄くて「どうなってしまうんだろう?」だった。
知っていたのが航(堺雅人)だけことも、修(池田鉄洋)智(要潤)に責められていた。
今週の始まりでは、陽が両方の父の作品を燃やそうとしていた。
でもそれは、航に「父の件と自分達のことは別」とわかってほしかったから。
夏世(釈由美子)が、手に火傷を負いながら止めて、無事に仲直りした。
あれだけ航が秘密にしてきた問題がアッサリ解決しすぎには、拍子抜けした。
でも、コメディドラマでシリアス問題を引きずりすぎても楽しくなかったかも。
そこことをきっかけに、航が「花園ゆり子は解散する」と言い始め、周りも認めた。
航は画家、修は少年マンガ、智はマネージメント業、そして陽は海外留学で文学。
兄弟たちが、自分の好きな道に進むために。
でも、人気少女マンガ家花園ゆり子の解散は読者にももったいない、と思っていた。
修の小料理屋の美那絵(滝沢沙織)への恋は玉砕してしまった。
謎の紳士(神保悟志)は、美那絵の元夫の同僚で刑事だった。
田中一郎(寺島進)と川村亮子(真矢みき)のカップルは仕事優先ながらもいい感じ。
亮子が男性向けファッション誌の編集長になり、はりきっているところもよかった。
亮子のシーンがドラマ全編を通じて一番笑った。真矢みきさんスゴイ!
夏世の上司(田中哲司)は、自分から
「花園ゆり子の正体をばらしたのは自分、よけいな秘密まで」
と白状し左遷もされ憎めない気がした。いままではイヤな役ばかりだったけど。
最終話の執筆中に、修から夏世への助けてコール。
「失恋のショックで書けない、ヒロインのイメージがわかない」
と、夏世にウエディングドレスを着させる。
航も、兄弟ケンカの振りで呼び戻し、その姿を見せた。
ここで、航と夏世の二人に仲を取り持つ作戦だった。
そうは言っても、他の兄弟もいるところでは恥かしくて告白なんて、と思っていたら
「私から」「僕から」
と言い合いになるくらいだった。
夏世からの「大好きです」の後が「花園ゆり子が」はコント?という感じだった。でも
「解散せずに好きなことをやりながら花園ゆり子を続けてほしい」
は多数の意見を代弁したように思った。
それでも、航の決意は強く解散は決まった。
他の兄弟達は部屋を出て行った。二人っきりにしてくれるためだろう。
その後、航からの「僕の告白がまだです」はよかった。
「ずっとそばにいてほしい」
で抱きしめあう二人、恋愛ドラマらしくドキドキした。
それを窓から見ていた、修、智、陽、の表情がおもしろくほのぼのした。
ただ、あの言葉は交際宣言なのか?プロポーズなのか?イマイチよくわからない。