華麗なる一族 9

今回は、裁判シーンがメインだった。
父の大介(北大路欣也)を鉄平(木村拓哉)が融資の件で訴えていた。
でも、役員などの法的なことわかりにくいが、私なりに簡単に解釈したら
『父なのに息子である自分の会社を融資という形で助けてくれなかった』
と、閨閥を否定しながらも一族での恩恵を期待していた、と思えてしまった。
裁判中、鉄平が企業について熱く語っていたが、相手側の指摘どうり『理想主義すぎる』にしか聞こえなかった。
銀行の悪行を知りつつ味方になれない銀平(山本耕史)の苦悩の方が共感しやすい。
また阪神特殊製鋼経理担当の銭高常務(西村雅彦)の家族のために頭取に従うか?良心に従い鉄平にか?の迷いは、簡単には決められないだろうと可哀相に思った。
どうも、鉄平の理想主義的なキャラになじめないようだ。
ただ、木村拓哉さんのサラリーマン風髪形はカッコイイと思う。スーツ姿にも弱いし。
そのために、わかりにくいストーリーでも見続けているのかもしれない。