花より男子リターンズ 10

道明寺司 (松本潤) のトラウマだったケン内田 (鶴見辰吾)の自殺は、 楓(加賀まり子)が財閥の跡取りの自覚を持たせるために仕組んだ芝居だった。
いくらなんでも、子供に罪悪感を持たせてトラウマにまでする、はやりすぎ!
牧野つくし(井上真央)は、司と別れて家族のいる漁村に行った。
家賃も払えないほどの貧乏で、父の晴男 (小林すすむ)母親の千恵子 (石野真子) の
「道明寺財閥の跡取りと娘が付き合っている」
に漁村の人達が期待して、住まわせてもらっていた。
父は「ありがとう」を言う人なんだろうけど、娘の交際相手を当てにしてセコいと思った。
司は、ケンの件が楓のたくらみと知り、道明寺財閥に見切りをつけた。
花沢類(小栗旬)から借りたヘリコプターで、漁村につくしを迎えにきたまではよかった。
つくしへの告白も「財閥の跡取りじゃない一人の男として」でかっこよかった。
ただ、漁村の人達の態度に唖然とした。
道明寺財閥の跡取りと思って大歓迎だったのが、財閥と縁が切れた?で手の平返し。
そのせいで、弟の進(冨浦智嗣)が押されて落ちそうになり、助けようとした司が怪我。
命に別状はなかったが、つくしのことだけ忘れている記憶障害になってしまった。
病室につくしが言っても「誰?帰れ!」は悲しかった。
その後、記憶を取り戻すためにつくしがいろいろやっていた。
パート1での名シーン、司を初めて殴る、言い間違いエピソードなどなど。
ただ、パート2のつくしのキャラでは元気な合わない気がしてしまっていた。
また、強い決意で切なく別れ、司の記憶からも消えたならそのままで、とも思った。
それでは、司とつくしのカップルになれなくて、ドラマにならないけど。
司の入院先の病院に中島海 (戸田恵梨香)という女の子がいた。
明るくて誰とでも親しげに話をする人気者。つくしや司、F4とも知り合いになった。
海の「患者にプレッシャーを与えてはいけない」など、言っていたことは正論。
だけど、不自然などの馴れなれしさで司に近づいていて、苦手なタイプ。
類だけはその正体を見破っていたのか?「部外者は黙っていてくれ!」と言った。
つくしは、記憶を取り戻すために思い出のクッキーを作りベットに置いていった。
司が目覚めたときに、クッキーを食べ「恋の味」を思い出しかけた。
ところが、その時なぜか病室にいたのが海。彼女に間違われても否定しない笑み。
戸田恵梨香さんは好きだから、憎まれライバル役はやめて!と思った。