拝啓、父上様 9

今日は「とんねるずのみなさんのおかげでした」でも二宮和也くんを見ていた。
衣装の雰囲気や一人「A・RA・SHI」でのステップはドラマの一平とは全然違っていた。
アイドルグループ「嵐」のメンバーだから当然、だけど役になると変わると感心した。
先週、一平(二宮和也)はエリ(福田沙紀)とのデートをドタキャンし時夫(横山裕)を代わりに行かせて大騒動。
律子(岸本加世子)やエリから口を聞いてもらえない状態になっていた。
それでも、仕事はしっかりして怒りが静まるのを待っていた。
坂下の店では、土地の測量が行われ売却へ動きはじめていた。
店の従業員達での納会でも、坂下の今後が話題の的で澄子(森下千絵)は飲みすぎ。
一平が澄子を部屋まで送っていくことになった。
ここで、予告から「どうして!?」と思っていたシーンがあった。
一平が澄子に無理矢理にキスをされ、服を脱がされそうになっていた!
女の子が急に襲われている感じだった。
「逆もありえるんだ・・・」と旦那と二人で大笑いしてしまった。
なんとか逃れ、コーヒーショップ店長との会話後に雪乃(高島礼子)の元へ。
一平の好きな子ができたと知り「遠くから見るだけだからに誘え」ということになった。
ナオミ(黒木メイサ)も元旦の「七福神めぐり」の誘いを快く承諾していた。
七福神めぐり」での一平とナオミ、雪乃と大女将の夢子(八千草薫)はおもしろかった。
最初の方はさりげなくすれ違うだけだったのに、最後の方は追いかけっこ。
あれではデートを楽しめないだろうなぁ、一平に同情した。
ただ、ナオミとの会話は実家や父親のことばかり「早く帰って」に聞こえてしまった。
それだけ、女性との会話に慣れてないってことなのかも。
その後、一平に「夢子の様子がヘン」と連絡が入り、急いで坂下家に行った。
「旦那はまだ生きていた」「もうすぐ来るから私は化粧する」夢子は壊れていた。
病院で「私が母を追いつめた私のせい」と自分を責めていた律子の姿が切なかった。
今回、年上女性からキスされたりデートしたりは、笑いながら見れて楽しかった。
でも、夢子の壊れ方はヘンにリアリティーがありすぎて、見ていてツラかった。
旦那の死、坂下の店の売却、娘の律子との関係、急なストレスが多すぎた。
それで、ツライ現実から妄想の世界へ逃げ込んでしまったんだろう。
似たようなような状態になった人を見たことがある。心因性解離性障害だった。
やはり、ストレスの原因?と自覚のあった娘は自分を責めていた。
夢子は妄想の世界に行っても可愛かった。そこが、よけいに切なく感じた。