花より男子リターンズ 9

道明寺司松本潤)とつくし(井上真央)のデートシーンは久々で和んだ。
鍋で盛り上がるところやペットショップでのうれしそうなニコニコ笑顔がよかった。
二人の恋愛ドラマなのに、リターンズでは楽しそうなシーンが少ないから。
でも、すぐに司の母の楓(加賀まり子)からの妨害が始まった。
クレジットカードが使えないときの司のうろたえ方は、やはり根が金持ちだと思った。
楓の秘書の西田 (デビット伊東)も解雇された。
本心がわかりにくかったが、司を優しく変えたつくしを応援とハッキリした。
楓の言いなりで無表情そうだったのに、実は優しくて好きなキャラだ。
つくしは優紀 (西原亜希) の家に泊めてもらい、家庭的な雰囲気も味わった。
花沢類 (小栗旬)西門 (松田翔太)美作 (阿部力) も二人を応援してくれた。
司と類のケンカしても仲よくいられる関係がうらやましかった。
二人の交際がきっかけで大河原財閥との合併がダメになり道明寺グループに危機に。
そのニュースを、西門と美作がつくしに知らせに来た。
憎まれ役に感じたが、現実を他から知らされるよりはよかったかも。
そこで、また悩みだすつくし。
司が道明寺財閥の跡取りで影響力の大きい人なのは、パート1からわかっていたこと。
それでも、いろんな人を巻き込んでまで二人は付き合う決意をしたのに・・・
ここでパート1の終わり方を思い出した。
あれは、司がアメリカ留学することでつくしを楓から守った、だったと思う。
お互いに自分から身を引いたり強引に付き合おうとしたり、すれ違いばかりだ。
あまりに迷ってばかりでじれったくなった。アッサリ交際ではドラマにならないけど。
雨に濡れた二人の再会と別れ。ここは切なかった。
心と反対のこと言って別れを切り出すつくし。
それに気づかないはずもないのに、追いかけられない司。キレイなシーンだった。
トラウマはウソ?らしきシーンと予告も気になった。