ヒミツの花園 8

花園ゆり子の正体バレという展開でおもしろくなってきた。
夏世(釈由美子)はどうしていいかわからずオロオロするだけ。
これを仕組んだであろう編集長の田丸(田中哲司)も記事の内容には困っていた。
そこで、亮子(真矢みき)登場。やったー!
元ファッション誌の編集長として、4兄弟花園ゆり子のプロデュースに大張り切り。
その時の、次男の修(池田鉄洋)の和服姿には「ホントはかっこいいんだ」と思った。
一度だけの約束が、写真インタビュー入り花園ゆり子特集のマンガ雑誌で大反響。
三男の智(要潤)はまんざらでもない感じだが、長男の航(堺雅人)はとても嫌そう。
意外だったのが、四男の陽(本郷奏多)の態度。編集長の怪しさを見抜く目。
「自分は嫌だけど、いいと思う人は取材を受けていい」など夏世にとても好意的。
いままでは、冷めた表情ばかりだったが笑顔はとっても可愛い。それはモテるでしょ。
正体バレ後は、修のよろこんでいる態度に一番共感した。
いままでは、本人なのに正体を隠して影武者のような生活。
花園ゆり子の正体が男でも、トークライブで話を聞いてもらえたことに大感激。
一時くらい注目されてモテモテ気分を楽しませてあげてもいいと思った。
たしかに本業のマンガ執筆に支障はよくないけど、うれしい気持ちも大切だと思う。
ただ、航には注目されることに反対する別の理由があったようだ。
あの赤ちゃんは、陽?でも15年前の出来事とは年が合わないし・・・
夏世は航に関心があるようだけど、心のガードが高そう。
小料理屋でママ(滝沢沙織)が申し訳なさそうに色紙を頼むシーンもおもしろかった。