花より男子リターンズ 8 

リターンズでは、つくし(井上真央)がどうして道明寺司(松本潤)と花沢類(小栗旬)の二人男性に熱愛されているのか?よくわからない。
パート1を見ていなければ、つくしの強さもほのぼのした家庭も描かれてないから。
そのせいか、ずっと滋 (加藤夏希) 派だった。
道明寺には「付き合ってくれ、好きになるように努力する」つくしには「おめでとう」と言ってもらっていたんだから、その気になるでしょう。
強引な言動も、司を好きなあまりの一途さと切なく感じていた。
つくしが司の部屋へ、小声の挨拶だけで入っていくのはよくないと思った。
仮にも雇い主の私室に使用人が入る、それも婚約者が来ているのにと。
半裸の滋とベットの司を目撃させるためのエピソードだったとはわかっていたけど。
今回は、つくしは類に、司は滋に、自分で本心を訴えていたのはよかった。
使用人頭の タマ (佐々木すみ江)にまで守られてばかりのつくしだから。
道明寺財閥女帝の楓 (加賀まりこ)が、タマにだけは頭が上がらないはおかしかった。
滋の方から婚約解消を言いだしたのは、予想していたことだったが切なかった。
滋自身が悪者になることで、仕事の合併話の方はそのままでと、司を守っていた。
最後の空港シーンでは、滋とつくしのやり取りにやられた。
ああいう関係じゃなかったら仲のいい友人で一緒にいられたのに、と。
滋のいじらしさに泣かされた回だった。
主題歌の『Love so sweet』F4の曲だったが、歌番組でようやく「嵐」の曲と思えた。