華麗なる一族 6

鉄平(木村拓哉)が専務の阪神特殊鋼は、業務提携先が吸収合併、銑鉄供給契約が更新されない(その期間までに高炉ができないと倒産)など、苦境ばかり。
だけど、理想に燃え、自分を正しいと思える人は幸せだと感じた。
今回の銀平(山本耕史)は苦悩に満ちていた。
父の大介(北大路欣也)の元で銀行員をやっているから、ただ反抗もできない。
だから、銀行員としてのプライドもあるのに、父の策力を見ているしかない。
母を想い兄や妹を心配しているのに態度にだせず、妻(山田優)にも優しくできない。
一番、いろんな人の気持ちを感じ取り、事情をわかっているのは銀平かもしれない。
妊娠を告げられた後の冷たい言動に、銀平の悲しさを感じた。この家はイヤだ!と。
高炉を予定より早く作るために作業員を集めていた。
絶対にゲンさん(六平直政)が助けてくれると信じていた。
予想どうり、最後にゲンさんがたくさんの作業員を連れて、颯爽と登場。
ベタだなーと思いつつ、ジーンとしていた。
ドラマは、わかりやすいところもあった方が、おもしろい。