華麗なる一族 4

4話目で初見だった旦那が「話が難しくて」とチャンネルを変えてしまっていたから。
私も、いまだに登場人物の名前や人間関係が把握しきれてない(苦笑)
でも、内容は難しいがいろんな登場人物が本心では葛藤しているのは感じる。
阪神銀行の頭取の万俵大介(北大路欣也)が、実は一番に悩み苦しんでいる人かもしれない。表情の変化に迫力があるし。
万俵鉄平(木村拓哉)の会社が、他の製鋼会社と通産省の妨害を受けていた。
それを助けたのが、妻の父で元通産大臣の大川一郎(西田敏行)だった。その瞬間は
『鉄平が閨閥結婚を否定していても、その力で仕事を助けてもらっているじゃん』
と思ってしまった。でも、お礼を言われた大川一郎からの言葉
「私には遠慮なく甘えてほしい・・・ホントの息子だと思っている・・・子供の役に立てるのは親にとってはよろこびである」
を聞いた時は、義理とはいえ、いい父子関係だったんだな、と涙がでてきた。
西田敏行さんにやられてしまった。
そういえば、テレビ版『白い巨塔』でも、財前五郎の義理の父(財前又一)役だった。
名誉のために吾郎の応援をしているようにも始めは見えたが、本当に義理の息子として可愛いがり愛情を持っていた。
なんだか、イメージが重なった。
実の父が大川一郎のスキャンダルを新聞に載せた。
その決断が、銀平からの「入院した」情報だと知ったら・・・自分を責めるだろうなぁ。