桜2号 6話目

  • 深夜に放送の「桜2号」を見た。

鉄矢(載寧龍二)と桜2号(三津谷葉子)の写真が『ロボットとの恋!?』というスキャンダル記事で新聞に掲載され、騒動が起きていた。
桜2号は、亡くなった恋人に似せて、鉄矢が作った人型ロボット。
だから、ロボットであることを忘れ、恋人扱いしてしまっていた。
でも、亡くなった恋人の母からは「あれは娘ではない、許さない」と言われて、デートをしても一緒にラーメンも食べられない。
周りの人間は、優秀な人工知能のロボット桜2号に興味があるだけ。
鉄矢は、どんどん桜2号への恋心が増していった。でも、相手はロボット。
友人あてに
「どうして、好きな女性を2回も失くさないといけないのか!?」
と問うシーンが、悲しかった。
最後の方で、友人が鉄矢のことを心配して、桜2号を壊そうとした。
「これはできるのは、友人である俺だけや」
の言葉が、とても切なかった。
それでも鉄矢は桜2号をかばい続けて、ケガまでした。
このシーンで、私は泣いてしまった。あまりに切なかった。
友人としての鉄矢を大事に思う気持ちも、鉄矢の恋心も想像できたから。
そして
「自分はまだそこまで大事に思っている人を突然に亡くしたことはない、今、旦那や子供がいなくなったら私はどうなってしまうだろう?」
と考え、また悲しくなってしまった。
恋愛ドラマで、ここまで切なく涙したのは、かなり久しぶりだった。