セーラー服と機関銃最終回

星泉長澤まさみ)と若頭の佐久間(堤真一)が、機関銃を持って相手の組に乗り込むメインのシーンがあったから。
泉は泣きながら啖呵の後に乱射。
あの流れと雰囲気で『 カ・イ・カ・ン! 』は合わないなーと思っていた。
やっぱり言わなかった・・・納得はしたが淋しかった。
乱射とヘロインぶっ飛ばしで、仕返しは怖くないの?と思っていたら、警察が逮捕に。
悪徳刑事の黒木(小市慢太郎)は刺殺され、 三大寺(緒形拳)は自殺した。
これで、二人は組を解散してカタギに戻った。
数ヶ月の電話で、佐久間と再会の約束。
でも、泉への連絡は、警察からの「佐久間の死」だった。
携帯電話の履歴から、が現代的でよかったと思う。
佐久間の『年下先輩に叱られながら仕事に励む営業マン』シーンはよかった。
でも最後に、これだけはやってほしくないなぁ、と思っていた演出が・・・
亡くなった人達を並べて笑顔で一緒に歩く、のはいくらなんでもベタすぎでしょう。
薬師丸ひろ子さんと渡瀬恒彦さんの映画版は、淡々として逆に情緒があったかも。