14才の母

『中学生で妊娠』というドラマ内容でまず思い出したのは、尾美としのり主演の『愛のA・B・C・D』だった。
思春期の頃に見ていて、かなり衝撃的だったのを覚えている。
別にHなシーンがではなく、こういう状況になったら、と思って。
金八先生杉田かおるさん役が中学生での妊娠」は見てないのでよくわからない。
一之瀬美希(志田未来)は、優しい家族にも恵まれた明るい中学生だった。
好意を持っている桐野智史(三浦春馬)とも、ほのぼのとした感じに見えた。
小犬を助けるために二人で川に落ちるシーンは、かなりのベタだと思った。
不良に絡まれた夜、二人はおそるおそるながら一線を越えてしまったようだ。
「これはわるいこと?」と何度も自問自答している姿が印象的だった。
2ヵ月後、体の異変に気づいた。
まず、ネットの問診で妊娠チェックするあたりが現代的だと思った。
美希の母(田中美佐子)も何かヘン?と気づいるが、妊娠とは想像もできないだろう。
お金がなくて万引きで妊娠チェック薬を入手。
結果はプラスだった。
結婚していない状態(ドラマは中学生だし)での妊娠ほど不安になるものはない。
ほおっておけば、お腹は大きくなる一方で、産むしかなくなる。
かといって処置することも心に大きな傷も作る。
限られた期間の中で、大きな決断をせまられるのだから。
お父さん役と叔父さん役が、生瀬勝久次長課長河本準一だったのが、ドラマの和みポイントになるかな。