アンフェアＳＰ

• 子供と一緒に「アンフェアＳＰ」を見た。

私は本放送を全部見ていたが、子供は再放送でハマッたようだ。
雪平刑事（篠原涼子）は安藤（瑛太）を射殺したことをひきずっていた。
旦那の佐藤（香川照之）は新聞社を辞めてフリーのジャーナリストなのかな？
この3人は別れた元夫婦らしく美央ちゃんを通じてそれなりの仲は保っていた。
事件は、元公安警察官ＯＢが殺害されていくもの。
公安部の管理官で斉木陣（江口洋介）が新キャストで登場していた。
これがまた怪しい言動ばかりしていて、敵か？味方か？いまだにわからない。
安藤の遺書ＤＶＤに続きがあって、雪平父の殺人事件の容疑者がわかった。
その捜査のため、雪平は公安部へ捜査一係のスパイになり移動していった。
途中で、亡霊の安藤が出演。
雪平と捜査について楽しそうに話しているシーンは切なかった。
パソコンからのハッキングを入院中の蓮見（濱田マリ）に依頼。
山路（寺島進）が蓮見にずっと付き添っていたところには、ちょっと感動した。
「親友じゃないのに、やってくれるのか？」
の問いに（セリフは違うかもだけど）
「ずっと何もないところにいて、一番好きなおもちゃを渡されたら遊ぶでしょ」
には妙に説得力を感じた。
ハッキングに成功したものの、暗号がわからずファイルが開けなかった。
Ｙが今回のキーワードだった。
予想どうり？安本刑事（志賀廣太）が、犯人達を操っていた。
でもそれは、警察をよくするためのクーデター計画のため。
その首謀者は、殺害された雪平父だった、と言う。
安本さんは連続殺人犯人だったけど、雪平父殺害の犯人ではなかった。
また信頼していた人が犯人で、微妙な感じで爆死されてしまった。
これで、平気でいられるような人は現実にはそうはいないだろうな。
これで終わり？と思っていたら、エンディングの後に怪しいシーンが。
これが映画の伏線？
興味はあるが、来年の3月公開までに忘れてしまうよー！
今回のＳＰは、ちょっと物足りなさがあった。
なんでかな？と考えていたら、いい相棒でもあった安藤がいなかったから。
そして、雪平がそのことを引きずりすぎていたこと。
雪平が捜査をしていても、なんだかやらされてる感があった気がした。
何度も一人で安藤遺書ＤＶＤを見ていたであろう雪平は人間的だった。
でも雪平の魅力は、自分勝手に突き進む強さとカッコよさだったと思う。