黒い太陽 最終回

  • 深夜まで待ち「黒い太陽」を見た。

立花(永井大)は、自分の店は持ったものの笑子(酒井若菜)を失った。
藤堂(伊原剛志)からは目の前に同業のキャバクラをオープンさせられた。
藤堂の「ホワイトイブ」には冬海(益子梨恵)がいて、他のキャストも引き抜かれた。
店を持てても、それを維持して大きくじゃないと「勝った」とは言えない。
立花はスカウトマンのケン(田中要次)にキャストの斡旋を頼んだ。
そのとき「健気な笑子に会ってやれ」と言われたが立花が冷たい態度をとったことで、ケンに殴られてしまった。
これはケンの怒りの方に共感し、健気で可愛い笑子に会ってほしいと思った。
黒服だった菊田(深水元基)に、ひなのを三宅川(峰岸徹)に・・・の件で脅迫された。
でも、お金は払わず、逆に暴力でやっつけてしまった。
そのときに店の金を失くしたところが、思いどうりにならない立花そのものに感じた。
店には千鶴(井上和香)久美子(杏さゆり奈緒滝沢沙織)が残っていた。
その久美子も千鶴と立花の関係に嫉妬して「やめる」と言いだした。
あんなに幼馴染で可愛がっていた久美子なのに、今ではただの店の戦力。
やめさせないため、病院にキャバクラバイトをバラすという卑怯な手をすぐ使っていた。
それに怒って、久美子は本当に店をやめてしまった。そして神崎(渡邉邦門)も去った。
立花は黒くなっただけ、どんどん孤独になり成長してない感じがした。
奈緒が立花に「冬海が立花の店に移籍」の仲立ちをした。
そのときの、連続平手打ちのあとのキスはよかった。奈緒もホントは関心があった?
冬海は藤堂の心をにいる千鶴に嫉妬していた。
「千鶴をクビにするなら移ってもいい」が条件だった。
立花が千鶴にクビを言い渡したとき「いつまでも味方だから」と千鶴が言っていたが、大事なときに裏切っているしもう信用も共感もできなかった。
冬海が移籍してきたことで「レッドフェニックス」は活気は戻った。
盛況の店を満足そうに見て「勝った」と笑う立花。
一時的に盛況でも、キャストしだいの店を維持できるんだろうか?と見ていた。
勝利に酔っていると、立花の父の容態が悪化。病院に駆けつけた。
ところが、病室に入る直前で警察に逮捕されてしまった。
逮捕容疑は三宅川への売春斡旋。
連行されていく立花は菊田にナイフで襲われて腹を刺された。
意識のはっきりしない立花の目は、太陽を探し求めていた。
結局、立花は笑子も千鶴も久美子も遠ざけて、藤堂の罠にはまってしまった。
野心だけは大きくても、黒くなっただけで成長してないなーと思った。