黒い太陽

  • 深夜に「黒い太陽」を見た。

夜中すぎてで、なかなか感想が書けなかった。
立花(永井大)は笑子(酒井若菜)との同棲し働きながらお金を貯めた。
笑子のマンションも売って、銭湯に通うような生活。
それはそれで、ほのぼのとして幸せそうだった。
スタッフに従順で経験豊富な大滝(吹越満)をスカウト、キャストにも奈緒滝沢沙織)を入れて、自分の店「レッドフェニックス」をオープンさせた。
笑子が「奈緒とは一緒に働きたくない」と不平を言っていた。
神崎(渡邉邦門)も雇うことになった。
笑子の健気なガンバリで、店は順調で活気もあった。
ところが、店に藤堂(伊原剛志)が乗り込んできた。
相手は、風俗界のボス、立花の店は元従業員ばかりだし放っておかないだろう。
立花は千鶴(井上和香)を引き抜いた。久美子(杏さゆり)までキャストとして入店した。
売り上げは伸びた。
でも更衣室は、女の争いでケンカが絶えない。
それでは、笑子もやっていられなかっただろうと思う。
「一緒に働いてきた、支えてきたのは私なのに・・・なんだったの!」
と立花に不満を爆発させた。
「出て行け!」。
信じられない言葉に笑子は、泣きながら店を去った。
立花も彼女との日々を思い出し、涙を流していた。
笑子がかわいそうでたまらなかった。開店資金の大半は笑子なのに・・・
涙を流すんだから立花にも情はあったんだろう。
店は出せても立花に成長を感じられなかった。