マイ★ボスマイ★ヒーロー

一週休みがあったので、細かいところを忘れていたのが残念だった。
真喜男(長瀬智也)宅を、突然に順(手越祐也)が訪ねてくるのはドキドキした。
緊急指令が出て、組員は隠れた。
一番、一般人の雰囲気を持つ実弟が家庭教師のふりでごまかしてくれた。
ナイスフォロー!ただ、どういう意図だったのか?はわからない。
順は、あんなに大きな屋敷で、家業はなんだと思ったんだろう?
弟と思っているミッキーが、なぜ学校で働いているのか?も不思議そうだった。
ひかり(新垣結衣)は真喜男にキッパリとふられてしまうが、両想いだったことは順にも気づかれていた。
秘密を持つ身と感づいても、それでもマッキー自身を認めていたのがよかった。
文化祭の出し物が、音楽バンドに決まった。
だけど、クラスメイトだとは非協力的。受験で頭が一杯だったようだ。
百合子先生(香椎由宇)が熱血教師になり、協力を呼びかけた。
星野くん(若葉竜也)を協力するように脅していた舎弟のカズ(田中聖)が「偽ミッキー」と普通に名乗っていたところがおかしかった。
バンドの練習に、クラスメイト達も集まってきた。
医学部志望の安原(森廉)は実はピアノが得意、その姿が得意げできまっていた。
一番、足をひっぱっていたのはドラムの真喜男。
ホントは初心者なのに、バンド経験ありで楽器は得意となっていたから。
それで、クラスメイトの演奏の様子をみる目は組をまとめるにふさわしい感じだった。
「キモロン毛くん」こと諏訪部(広田雅裕)だけは、まだ非協力的で練習にきてなかった。
ムリヤリ教室に連れてこられたが、クラスメイトに歓迎されるとうれしそうだった。
皮肉ばかりだったけど、誰よりも存在を認めてほしかったのかも。
文化祭当日には、父をはじめ組の者もさわやかそうな格好で見に来た。
演奏は途中までは好調。楽しそうな表情がおかしかった。
アクシデントがおきたが、そこを助けたのがキモロン毛くん。
学園ドラマの王道のような展開だったが、そこがよかった。
文化祭が終わり、クラスメイトはわざとガッカリした表情をしていた。
それは、真喜男の誕生日を祝うためのドッキリだった。
クラスメイトや百合子先生に「おめでとう!」を言ってもらい、大泣きの真喜男。
その表情はメチャおかしかったが、泣かない男のうれしい号泣が切なかった。
あんなに楽しそうな高校生活なら、送ってみたかった。