黒い太陽

  • 深夜になるのを楽しみにして「黒い太陽」を見た。

三宅川(峰岸徹)の愛人に差し出したひなの(大友みなみ)が派手になっていた。
それで、キャストたちが「パトロンいる?」と大騒ぎ。
この件は、店としてはやってはいけないことで内緒のはず、とクギをした。
大滝(吹越満)は土下座までして復職を頼んできた。
立花(永井大)は、忠実な部下ができた、と内心よろこびながら復職させた。
「お父さんの手が動いた」との幼馴染の看護士の久美子(杏さゆり)からの連絡。
病室でよろこんでいるのもつかの間、借金取りが現れる。
目撃証言と千鶴(井上和香)の手帳から、藤堂社長(伊原剛志)との交際がわかった。
幼馴染で昔の恋人、今は借金の肩代わりをしてもらっているらしい。
OLだった千鶴が、この店で働いたきっかけは社長だったのかも?と思った。
最初の頃と変わって、野望で黒くなっている立花に不安を覚えていた千鶴。
「イヤなの。立花くんが社長みたいになっていくのは」と訴えた。
でも「かませ犬」とまで言われていた立花には、もう聞く耳がなかった。
立花は笑子(酒井若菜)をNO1にすることで、千鶴への復讐もしていたように感じた。
でも、それだけでは売り上げNO1店にはなれない。
ライバル店から、現NO1の冬海と奈緒滝沢沙織)の引き抜きを画策した。
冬海は支度金として1000万円を要求。
立花にはそんな大金は用意できないが、なんとかしなければと思う。
笑子の部屋を訪れて、なにげなく預金の話をした。
でも、その時点でお金目当てだってことはバレバレだと思うんだけどなぁ。
笑子が眠っている間に通帳を探していたところ、みつかった。
それでも「ゴメン、ホントにないの」と笑子の方が謝った。
その上、三宅川に借金するための担保にまでなった。
三宅川に連れられながらの、静かな笑顔と声に出さない言葉があまりに健気だった。
好きな男のためなら、そんなことまでできるの?と私には信じられなかった。
なのに、引き抜きは向こうの店長にバレていて失敗してしまった。
まあ、1000万円とふっかけた時点で、店を移る気はないと思ってはいたけど。
「疲れてるんじゃない?」に対して「ラクで稼げる仕事があったら紹介して」と、スカウトマンまで言っていた。
夜の仕事は、当たれば大きいけどリスクも大きい仕事に感じた。