黒い太陽+マイ★ボス・・・

  • 昨日の深夜「黒い太陽」を見た。

楽しみにして見ているが、時間帯が遅すぎるのが難点。
深夜だからこそ、キャバクラの話や裸のシーンもできるのでしょうがないかな。
店長に抜擢された立花(永井大)は、スカウトマンを見つけるなど調子がよかった。
大滝(吹越満)もホール長に戻し、他の従業員達からの信頼も得ていた。
千鶴(井上和香)も店のNO1として自信に満ちていた。
こういう、黒くてもサクセスストーリーは大好きだ。
NO2の笑子(酒井若菜)から引き抜きの話があることを相談された。
行かないために、立花に恋人になってほしいらしい。
立花は、NO2に店を去られる損失と「恋人に・・・」の間で悩んだ。
元NO1で今はNO2争い中の奈緒滝沢沙織)も店を辞めると言った。
店にとって痛手が大きすぎる。
引き止めると、奈緒は「あたし系列店に移る」と告白。それでは文句は言えない。
そんな時、立花は藤堂から政財界の長老で後見人の三宅川(峰岸徹)を紹介された。
挨拶に行くと、全裸にされて品定めされた。このシーンは、深夜じゃないとムリかも。
永井大の裸体(後姿)は筋肉質でキレイだった。
三宅川からのアドバイスは「もっと泥水を飲め」だった。
アドバイスから立花は、笑子と擬似恋人関係になり店に留まらせた。
ほっとしたのもつかの間で、立花の店に三宅川が現れた。
「寿司を食いに行きたい」と意味ありなことをいう。店の女を自分と・・・のようだ。
大滝は必死でとめたが、三宅川には逆らえない。
女を行かせ、面倒を見てくれて頼りにもしていた大滝に「クビ」を言い渡した。
プライドを捨て、味方までも切り捨てても上に登ろうとしている姿が切なかった。 

真喜男(長瀬智也)は、ひかり(新垣結衣)が17歳で、ホントは成人の自分が手を出せば条例違反で逮捕となることを知った。相思相愛の関係でもダメなんだろうか?
でも、舎弟の和弥(田中聖)たちからの「デートくらいはいい」という励まし。
真喜男はひかりをデートに誘うことを決心した。
星野(若葉竜也)から、カップル専用の帰り道「アグネスロード」のことを教わった。
ひかりも「アグネスロード」やデートの仕方を教わっていて、おかしかった。
いつの間にか、両想い?ようやく、二人一緒に帰る約束をした。
順(手越祐也)早紀(村川絵梨)弟のふりの和弥(田中聖)が二人を心配し後をつけた。
ここで、順が好きな人は幼馴染のひかりで、身をひいていたことを知った。
ひかりにベビーシッターのバイトが入り、真喜男も自宅に行くことになった。
両親は仕事で遅くひかりが料理、小さな弟妹たちと一緒に夕食を食べた。
とても暖かく幸せな家族の団欒を経験した。
でも、テレビのヒーロー物を見ながら、ひかりの家の事情を聞き、ショックを受けた。
父親の会社が倒産して、ヤクザ風の男達に殴られているのを見ていた。
「暴力は嫌い、軽蔑する」と言った。ヤクザなのに暴力なしはやっていられないだろう。
帰りにカップルでいるところを若い男達にからかわれて、絡まれてしまった。
暴力を使うところを見せないようにと、殴られながら守っている姿が切なかった。
本当なら、そのくらいの相手はすぐに倒せるはずなのに・・・
「自分には手にいれられないものがある(ヤクザが暴力嫌いの女子高生とはムリ)」
このことに気づいてしまい、百合子先生(香椎由宇)の前で涙していた。
初めての恋なのに、ヤクザであることであきらめた。
今回は、切なく感じたシーンが多かった。