不信のとき

浅井道子(米倉涼子)が日展で大賞を受賞した。もう立派な書道家だ。
義雄(石黒賢)はマチ子(松下由樹)に携帯電話からかけようとするが、バッテリー切れで自宅の電話からかけてしまった。
マチ子はその自宅の番号を携帯に登録した。かける電話も考えないと悪用されそう。
義雄は島原常務(平泉成)か「道子の件を会社のイメージアップに」と言われる。
そして「愛人は愛情を持って面倒を見ること」などともアドバイスされてしまう。
義雄はさっそく、マチ子を訪ねて、ぬいぐるみや髪留めなどのプレゼントを渡す。
家庭では、もうすぐ生まれてくる子のために名前を考えている。
そんな時、書道家道子の夫婦での姿を雑誌が取材。
愛人には、妻の顔も妊娠していることも隠しているのに、それではバレバレ。
予想どうり、雑誌を見たマチ子が、妻の妊娠を知り、怒りを感じていた。
元は、妻帯者と知りながら「迷惑かけないから」で産んだんだけど。
理性と感情は別なんだろう。
それにしても、義雄は迂闊な人だと思う。