結婚できない男

信介(阿部寛)達が新築現場で打ち合わせ中に、隣のマンションの八木という男性が
「ベランダにこれが飛んで来た」とおが屑を持ってやって来た。
棟梁(不破万作)はすぐに謝って対処していたのに、信介がよけいな一言「ああいうのをクレーマーって言うのか?」を英治(塚本高史)に話してしまう。
それを偶然、八木にも聞かれてしまった。
迷惑になっている点を知らせただけで、クレーマー扱いはさすがにマズイでしょう。
棟梁が「謝れ」で信介と掴み合い、止めてた八木の顔に信介の手が当たってしまった。
手を出す気なんて、まったくなかっただろうけど、これもマズイ。
摩耶(高島礼子)は、八木が経営するお好み焼き屋まで、お詫びに行くように指示する。
人に謝ることをもっとも苦手とする信介は、ストレスで胃痛になる。
中川病院で夏美先生(夏川結衣)に診察してもらう。
憎まれ口ばかり言っているわりに、診察は夏美先生のところなんだ?(笑)
そこで、八木も夏美の患者だと知り、信介は、お好み焼き屋へ夏美を誘う。
謝罪が一番の目的で八木のお好み焼き店にやって来た信介。
ただ食事に誘ってもらえたと思った夏美は、うれしそうにお好み焼きを混ぜ始めた。
そこで、信介がいつものウンチクを連発し、結局は信介が焼くことになった。
ウンチクを語れるだけあって、出来上がりはおいしそうだった。
食べていると、夏美に気づいた八木が席に来た。
信介は、はっきりしない態度ながら「申し訳ありませんでした」と頭を下げた。
八木さんは、基本的にいい人のようで、すべてを水に流してくれて解決した。
夏美には「1人で謝りに行くのが嫌で、私を誘った」とバレテしまった。
そしてまた口論になってしまった。
摩耶が、有名なイラストレーターの結城の新築工事依頼を持って来た。
顔合わせパーティーで、結城の作品や家に対するスタンスに違いを感じた。
仕事を請けて作業に入るものの、やる気がでない。
みちる(国仲涼子)が結城にメールで執拗に誘われていることを知り、我慢の限界に。
信介が「仕事を降りる」と言い出し、摩耶も英治も困ってしまう。
事情を聞いたみちるに信介は「自分の気持ちに正直にいたいから断っただけ」と話す。
夏美は摩耶からのお願いで、「仕事を続けるように」説得することになった。
お好み焼き店にて、信介は「俺はいい家が作りたい。この点だけは妥協できません」
ここで「家に住むのは人、誰もいない家はただの空家でしょう」と、つっこみたくなった。
夏美も、自分の医師としての信念を話すが、その日は説得をあきらめて帰宅する。
後日、信介が摩耶に「仕事やるから」と一言。
摩耶に感謝された夏美は「なんで?」と、わけがわからなそうだった。
結婚相手の条件について、みちるは「お金と地位があって、容姿もいいこと」だった。
それなら、信介も結城も当てはまってると思うのに(苦笑)
夏美の条件は「常識あって・・・」と大人の男性を求めていた。
それほど、難しい条件でもなさそうなんだけど?
ちなみに私は「一緒にいて気疲れの少ない人」が一番だったかも。