結婚できない男

信介(阿部寛)部屋は整理整頓されている。汚れ物はほっておけない性格のようだ。
夏美(夏川結衣)は「家事ってすごく面倒。私もヨメが欲しい」、みちる(国仲涼子)は、料理が得意で「結婚して旦那様を家で待っていたい」。二人が結婚できたら、いいカップルになりそう(笑)
事務所では、摩耶(高島礼子)が新しい仕事の依頼を持ってきた。
英治(塚本高史)を「スケジュール的難しい、忙しい」と戸惑うが、信介は新しい依頼も引き受けて、仕事に追われる日が何日か続いてしまう。
ところが、信介は過労から倒れてしまった。主治医は夏美先生だ。
病室には中川(尾美としのり)や圭子(三浦理恵子)たちも心配して来ていた。
「2・3日は安静に」なのに「仕事再開しないと」と起き上がろうとする信介。
でも英治が、他の建築家に仕事を替わってもらってしまっていた。
それを知り信介は「ラクしたかっただけだろう。出て行け」と英治を怒鳴ってしまう。
英治は、みちる達相手にヤケ酒を飲みながらも、信介を尊敬している点を話していた。
依頼主の奥さんから「信介の作るキッチンを楽しみにしてた」と聞かされ信介は勝手に帰宅していた。
部屋で仕事を思ったところ、必要なデータん入ったメモリーがなかった。
病室で、夏美がひろっていた。
そのメモリーをエサに、なんとか部屋で診察を!とする夏美がこわくおもしろかった。
みちるの部屋で、英治も含めて話しをしていると、信介の部屋から倒れるような音。
連絡もつかず心配になって、ベランダから信介の部屋へ入り込む。
夏美は「あなたがプロの建築家なら、私はプロの医者です。仕事をさせて下さい」と診察をし、薬を渡してくれた。その上、食事まで届けてくれるた。
あんなに親切で優しく責任感のある医師は、ほとんどいない気がした。
信介の仕事は完成し、依頼主からも好評。
今回、信介のセリフでいいこと言ってたのは
「家事をさせるためだけに結婚するなら、家政婦を雇う」だった。
奥さん=家事や育児をしてくれて当然の人、家事育児労働への給料はなし、と思っている男性も多いかもしれないのに。