マイ★ボスマイ★ヒーロー

ヤクザと○○というと、「タイガー&ドラゴン」を思い出してしまった。
制服がブレザーで「野ブタ。をプロデュース」の色違いぽく見えた。同局だから?
関東鋭牙会の若頭の榊真喜男(長瀬智也)は27歳。
真喜男は、父の喜一(市村正親)の跡継ぎとして組の三代目となる予定だった。
でも、マフィアとの交渉失敗から真喜男に「跡継ぎの条件は高校を卒業」と命じた。
中学もろく行かないで、ケンカとカツアゲにばかりだった真喜男。
でも、舎弟達の黒井(大杉漣)や真鍋(田中聖)に励まされ、3年に転入を決意。
27歳を17歳と偽るのはキツイかな?だったが、髪形と制服でそれなりに見えた。
授業で教科書を見ても、まったくわからない。けっこうレベルの高い高校なのかも?
しかも、桜小路順(手越祐也)がカツアゲされているところも目撃。
財布が、桜小路の物と入れ替わっているのに気づき、止めにはいるが、正体が隠しているためケンカは禁止。
生まれて初めて、自分の方がカツアゲされてしまった。
授業でもバカにされ、学校のすべてが面白くない真喜男。
そこに、あらわれたのが、限定でとてもおいしいというプリン。
そのプリンを買うために、ものすごい争奪戦がおこなわれていた。
カツアゲの件で真喜男に親しさを感じている桜小路は、プリン獲得法をみつける。
ただし、それは校舎の間を飛ぶ、かなり危険な方法だった。
それでも「死んでいるみたいに生きるつもりはない」とプリンに命をかける。
その方法が成功して、ようやくプリンを買うことができた。やった!
その時のうれしそうな表情が、たまらなくよかった。
バカバカしいことに一所懸命になれる楽しさが、このドラマのテーマなのかも。
それにしても、27歳でも、高校生に見えてしまう長瀬くん、スゴイなぁ。