弁護士のくず

最終話のゲスト主役は、V6の坂本昌行さんだった。
ドラマで見るは初かも?さすが経験者だけあって元サラリーマン役が似合っていた。
笹野(坂本昌行)は、結婚式の直前に銀行を辞め、カレー屋をしたいと言いだした。
そのため、婚約解消になってしまった。
その後、元婚約者のみはる(畑野ひろ子)から慰謝料請求されてしまった。
結婚のために女性側は仕事も辞めていたし、精神的痛手もあるだろうから、しょうがないかも、とここまでは思った。
笹野は「支払いたい」と九頭弁護士(豊川悦司)と武田弁護士(伊藤英明)に依頼。
武田は「肩書きで結婚を決める女性だった」と決めつけていた。
それも、女性付き合いの少なそう人の思い込み、と思った。
九頭は、慰謝料を支払いことに同意し、みはるの代理人と交渉していた。
ところが、みはるは慰謝料の額を上げていき、裁判することになった。
笹野のもう一度事情を詳しく聞くと
「銀行を辞めたのは、もう貸しはがしをしたくなかったから、婚約解消は自分から」
と言いだした。これでは事情も変わってくる。
裁判中にみはるが急に事務所へやってきた。
武田は「規則で直接交渉はできないので」と帰してしまった。
その後「みはるが睡眠薬を間違って飲みすぎ病院へ」の連絡があった。
笹野も駆けつけて、武田を責めた。
ちなみに今の睡眠薬は間違えて多めに程度では眠るだけ。危険なものではない。
裁判では、九頭弁護士からの質問により
「銀行を辞めたのは、もう他人の人生に重大な影響を与えるのがイヤだったから、婚約解消は無職になった自分と一緒にいては・・・と身を引いた」
との笹野からの証言を引きだす。
みはるの慰謝料吊り上げの真の理由にも、気がついていた。
婚約解消したのに、婚約指輪をはめたまま、ホントは別れたくなかったようだ。
さすが、女性の細かなところや表情は見逃さない人だ(笑)
二人はよりを戻し、仲良く事務所へ「笹野の再就職が決まってから結婚」らしい。
武田は、加藤弁護士(高島礼子)を大好き、と公言もしていた。
最後の方では、皆で楽しそうにキャバクラへ。武田の表情がいい。
続編あり?の終わり方だった。
弁護士のくず」は途中から小ネタも増え、キャラも馴染んできていた。
また同じキャストで放送なら、ぜひ見たい。