警視庁捜査一課9係

今回は、漫画家の裏話ありだし、荻野目慶子が出演でおもしろかった。
橘美月(荻野目慶子)原作の人気漫画「愛を斬る!」が話のテーマだった。
人気キャラの女剣士が、漫画のストーリー上で殺された。
矢沢(田口浩正)の妻で漫画家の早苗(畑野ひろ子)も「愛を斬る!」の影響を受けて原稿を書き直すと言う。
未月の夫の新一とアシスタントのカオリが仕事中に襲われ殺害された。
現場の壁には血文字で「天誅漫画のシーンと同じだった。
美月本人は2階で仕事と気分転換の外出で無事だった。
この漫家の美月役の荻野目慶子さんが、真っ赤なドレスにバッチり化粧と、いかにもイメージどうりの人気漫画家で、おっとりした感じなのに貫録があった。
担当者の女性(小西美帆)が事件前に「用心棒」から脅迫メールが届いていたと報告。
「女剣士を殺したらお前を殺す」という内容だった。
そのメールで美月は、原因は担当の提案でストーリーが過激になったからと非難。
そんな中でも倫太郎(渡瀬恒彦)は「愛を斬る!」を読み、現場のパイを食べていた。
でもそのパイが事件の決め手になる。アップルじゃなくてピーチだったから。
また、捕まった「用心棒」は「天誅」をひらがなでしか書けなかった。
私も、読むことはできても書けないなぁ。
事件の原因は、夫はアシスタントだったのに、いつの間にか「愛を斬る!」のストーリーや作画までするようになり、美月から漫を奪ったこと。
大事に育ててきた女剣士まで勝手に死なせてしまい、美月が怒った。
でも犯人は担当者、漫画や美月先生を大事に思って二人を殺害してしまった。
漫画は好きでよく読んでいるが、連載が長くなると、わざとストーリーを伸ばしているようにさえ感じる作品もある。
読むのは気楽だけど、書くのは読者からの意向も考慮しながらで大変なんだろうなぁ。
村瀬(津田寛治)と志保(羽田美智子)は、お互いに婚約者が居るのに一夜を一緒に?
直樹(井ノ原快彦)と倫子(中越典子)の関係も、なんだかはっきりしない。
和やかで仲のいい捜査仲間で事件を解決、とは少し違うようだ。