トップキャスター

今回は、高校の運動部が舞台だった。
蟹原健介(玉木宏)は、自分の母校の野球部を半年かけて取材していた。
でもその高校が強いのサッカー部で、ボツにされる。
ところが、喫煙問題から大会への出場辞退の危機にさらされてしまった。
椿木春香(天海祐希)はスタッフと共に高校へ喫煙問題の取材に行く。
「誰か一人の喫煙で、連帯責任なんておかしい」
というようなことを言っていた。
これは、私もニュースを見るたびに思っていた。
その生徒はルールを破ったんだから処罰対象になってもしょうがない。
でも、関与してなかった生徒まで同じ部や学校というだけで罰を受けることになる、これはおかしいと。
理事長(長谷川初範)先生(不破万作)の様子も明らかにおかしい。
野球部員達は、素朴な感じでおもしろく、喫煙とは無関係そう。
ここで、発見された灰皿を見た椿木春香が、真実に気づいてしまった。
でも、それを暴くと、他に傷つく人が出てくるかもしれない。
もう一度、高校へ行くと、野球部廃部で備品が運び出されているところだった。
ここでの、先生の態度に『取材陣もいるんだし、体罰現場目撃で訴えて』と思うくらいにムカついた。
シールについて話している時、サッカー部のエースで理事長の息子が骨折した。
息子が喫煙の本人、息子とサッカー部を守るため、野球部に罪を着せた。
本人の方が罪の意識に耐え切れなく、告白してきた。
ニュースは、野球部が地区大会優勝でニュースになり、取材映像も使われた。
それにしても、ドラマとはいえ、関係ない生徒に罪を着せるなんて、ひどすぎる。
また、罪を犯してるのに黙り続けている本人は、ホントにツライだろう。
ドラマで思い出したが、うちの子供に「このわるいことはお父さんに内緒にしておく、次にやったら・・・」と言ったことで、本人がとても気にしていたことを後で知った。
別のことで叱られたとき「ぼくは、わるい子だから・・・前に内緒にしてもらった時からそう思っていた」と泣きじゃくったからだ。
罪を隠し通しているときの方が、気持ち的にはツライんだ?と感じた。