吾輩は主婦である

斉藤由貴さんは、以前よりポッチャリしていて主婦役が似合っていた。
脚本が宮藤官九郎だけあって、出演者も過去のドラマに出ていた人が多かった。
夫の矢名たかし役に及川光博マンハッタンラブストーリークリーニング屋の主婦役で池津祥子池袋ウエストゲートパークのキングの彼女役)初回のゲスト?で尾美としのりタイガー&ドラゴンのそば屋役)など、おもしろくて豪華だった。
夫の母役の竹下景子さんも、誉め上手で楽しい義理母という感じで、よかった。
話は、昼ドラぽく、家庭でのことがメインだった。
夫のたかしが先輩の口車に乗って、勤務していたレコード会社を辞めてしまった。
そのため、みどりは家計のことばかり考えるようになり、夫の実家に引越した。
そこは、いままでのマンション暮らしとは違い、御近所付き合いが濃いところだった。
たかしは母の希望もあって、就職活動しながら郵便局に勤めることになった。
それでも家計はラクにならず、みどりさんに変化があらわれた。
こんな感じで、あらすじだけだと単純だけどミュージカルや小ネタがたくさんだった。
宮藤官九郎さんの脚本だけのことはある。
なにより、みどりには1000円札の夏目漱石が乗り移ってるし(笑)
最近の夜の連続ドラマは、事件物が多く、単純に笑えるドラマがあまりない。
でもこのドラマは雰囲気も明るくて、ありえない設定や小ネタを楽しんで見ていられる。