弁護士のくず

武田弁護士(伊藤英明)が加藤弁護士(高島礼子)の誕生祝をしている姿に大笑い。
二枚目だし、かっこよくキメタ衣装のはずなのに、どこかおかしい。
「ぼくの魔法使い」でのバカップルぶりを思い出してしまった。
今回の依頼は、霧子(三浦理恵子)が持つ亡くなった羽根田(高橋元太郎)の遺言書。
「500万円を霧子に遺贈する」と書いてあった。
家族は断り、高井霧子は九頭弁護士(豊川悦司)に頼み「遺産を支払うよう」訴えた。
問題は、知り合った場所がデートクラブで一夜限りの関係、霧子の借金、だった。
そのために、売春とされて遺産のお金はもらえないのではないか?だった。
でも霧子は、どちらも夫や妻を亡くしていての恋愛関係だったと訴えた。
霧子の亡くなった夫の母の悦子(佐々木すみ江)も訴えを取り下げてと頼みにきた。
そこで、亡くなった夫が会社経営に行き詰まり刃物で自殺していたことを聞かされる。
姑は孫にプリンをで、孫が叱られていたのを見て、虐待?も疑っていた。
この後の九頭弁護士は鋭かった。
アレルギーを見抜き、自殺現場を見たことによるPTSDの可能性にも気がついた。
霧子が、受付の夕花(星野亜希)の少量の血をみただけでフラッシュバックをおこした。
優しく話しかける九頭弁護士が、精神科医やカウンセラーに見えた。
裁判では、霧子がファザコン的な要素があり年上男性にひかれること、を話した。
「新しい遺言状は?」と否定させ、あるのに隠していたことを責める方法に感心した。
霧子と羽根田が紙飛行機の折り方で、ホントに親しかったことも遺族は認めた。
美月と九頭弁護士は、すっかり親子という雰囲気だった。
キャバクラへの誘い電話に、よろこんで行く武田に「くだけてきたなー」とまた笑った。
遺族で弟役の神保悟志は、昼ドラ(牡丹と薔薇など)のイメージを強く感じた。