富豪刑事+クロサギ

今回は、振り込め詐欺の事件、一話解決でストーリーもおもしろかった。
ゲストも小杉役がいつもはいい人役の金子貴俊、石原役が長井秀和でよかった。
詐欺師を相手に結婚詐欺を仕掛けるなんて「クロサギ」を意識してるの?と思った。
神戸美和子刑事(深田恭子)は、ドラマでは本物の大富豪のお嬢様。
だから、警察が騙してもいいのかな?でも詐欺では?などと余計な事も考えていた。
石原は、結局は大ボスの姿も知らなかった。
そして、お金を神部美和子に騙し取られて、しかたなく警察のおとりになった。
なのに、最後にはガス爆発で亡くなったのかな?警察的にも問題ないの?
誰もそのことに触れず、小杉が大ボスで終わって、なんだか可哀相な気がした。

早くも白石(加藤浩次)がメイン詐欺師で登場、黒崎(山下智久)と対決だった。
角菱建設の専務の江口(小野武彦)が、10億円を横領?と疑われていた。
その時の関係社員で、白石の存在を知る。一年かけて、信頼を得るやり方だった。
白石は、今は東一証券の社員になっていた。
黒崎が、会社買収の話をエサに白石を訪てみると、予想外のキャラで登場してきた。
陽気で人懐っこく、接待に女性の店に誘い酒をすすめてくる。
原作マンガとは違う感じがしたが、この方が日本の会社員という雰囲気でよかった。
黒崎の計画は、インサイダー取引で株価で儲けよう、というものだった。
これを聞いた後の白石のセリフは、原作どうりで
「腐った組織が大キライ、組織が大きくなるほど個人の存在が小さくなり、組織が個人を踏み潰すようになる、むしけらのように、腐った組織を持つ大企業を私は許せない」
だったように思う。ドラマではなかったが、白石にも家族を大企業にの過去があった。
『父が建設会社の社員、自分も住んでいたマンションを立ち退きさせ、住人を別に移り住ませた。ところがそのマンションが手抜き工事で倒壊。自宅も被害者なのに「お前の会社のせいで・・・」と責められて』
このような過去だったと思う(記憶違い部分はありかも)
黒崎に現金で10億を渡して、有利な情報を流し高値で株を売り儲けることになった。
そのままなら、白石の儲けは100億と予想されていた。
でも、その前に黒崎の方が情報を流し株を暴落させた。株はよくわからなくてこわい。
これで、黒崎の方が詐欺師対決では勝ったと思っていた。
ところが、白石の方が上手「浜下バイオテック」の新株予約権で50億円を設けていた。
ドラマを見ていても、経済用語は難しく、株には手を出せない。
ところで、氷柱(堀北真希)は、黒崎の過去を知って急に大人しくなってしまった。
この方が見た目も雰囲気も可愛いと思う。
ただ、一話の強気でうっとおしいが印象的すぎて未だにイヤな印象も。もったいない。