夜王+時効警察

  • 夜王」は、前回の続きのストーリーだった。

デザイナー加納麗美(かたせ梨乃)が、癌でいつまで生きられるかわからない。
それなのに、岡崎(岩城滉一)は、揚羽(佐田真由美)を使いロミオへの嫌がらせ。
それを、解決したのもNO1ホストの聖也(北村一輝)だった。
店を占領されて困っているなら、自分たちが常連客を連れて、揚羽の店に行く。
『場所がなくて常連客を断るくらいなら、別の場所で会えばいいのに』
とは思っていた。
自分の店じゃないから、売り上げにはならないだろうが、サービスになるだろうと。
それを、スマートにやって「お前のためじゃなくロミオのため」はカッコよかった。
ホストのタイプなら、遼介(松岡昌宏)より、聖也の方が一緒にいて楽しそうだ。
麗美さんは、そろそろ寿命のようだった。
あんなに会うことを嫌がっていた岡崎だけど、昔の縁もあるし、実力もある。
岡崎の会社との合同ブランドとして、新作発表をして、スタッフのその後も任せた。
たぶん、これが一番の解決策だったんだろうと思う。
発表会が終わると、気が抜けたように倒れてしまい遼介の腕の中で亡くなった。
これは、引きずるだろう。髪形が変わった状態で飲み歩くもわかるような気がする。
でも、週刊誌に、「支えた男」として名前もでて、客は増えている。
客にとっては、ものめずらしさで、一度どんな男か見て見たいんだろうと思う。
でも、当人が店に来ないのでは困ってしまう。これも、常連開拓のチャンスなのに。
最後に、麗美さんの直々のデザインスーツでの遼介登場は、さすがにかっよく見えた。

今回のゲストは、葉月里緒菜さん。
昔は、魔性の女、と呼ばれていたのに、主婦役が似合う年になっちゃったんですね。
なつかしいいような、淋しいような感じがした。
霧山修一郎(オダギリジョー)も、十文字疾風(豊原功補)もまったりした感じがいい。
三億円事件は、よくわからない解決をしていた。
でも、推知よりも雰囲気を楽しむドラマだし、これでいいのかも。